ラストイニング

実機について 1975年にセガから登場。野球をテーマとしたビデオゲームである。
筐体左側には攻撃側の操作パネルになっており、バッターボタンが配置されている。
右側は守備側の操作パネルになっており、3種類の投球ボタンと内野手移動用ダイアル・内野手投球ボタンが配置されている。
正面には野球のグラウンドを模した画面と、その右側にはスコアとストライク数・アウト数の表示エリアがある。
操作に慣れるためにゲームを始める前に「ウォーミングアップ」モードも用意されている。
2人対戦専用であり、コンピューターとの対戦は不可能。

ゲームのタイトル通りに試合は9回表からという、一発逆転もあり得る緊迫感溢れる状況でゲームがスタートする。
ピッチャーはファストボール・スローボール・カーブの3つの投球ボタンから1つを押して、打者に向かってボールを投げる。
打者がボールを打つとランナーとして一塁に向かって進み、投手は移動ダイアルを使ってボールを捕球し、
内野手投球ボタンを押してランナーが向かっている塁にボールを投げる。
フォースアウト・タッチアウト・ダブルプレー・トリプルプレー等、野球の様々なテクニックが再現されているのが特徴である。
投球や打撃・フォースアウトを取った時などのリアルな効果音や、更にホームランを打つとファンファーレも鳴る。
9回表が終了するとプレイヤーは攻守交代して、引き続き9回裏をプレイする。
9回裏終了時点でどちらかのスコアが高いチームが勝利となる。


【参考文献】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)


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