実機について |
1984年にタイトーから登場。
業務用レーザーディスクを使用した、疑似3Dシューティングゲームである。
海外のメーカー「Mylstar Electronics社」が制作したゲームを、タイトーが日本に輸入販売した作品である。
ゲームの背景は全て実写映像だが、キャラクターは全てドット絵で描かれている。
戦闘機を操作して、敵機や地上の目標物を破壊するのが目的である。
コクピット型筐体にはトリガー付きの操縦桿と、コントロールパネル上にも機関銃ボタン・ミサイル(爆弾)ボタンが付属している。
(機関銃・ミサイル(爆弾)の弾数は無制限)
コイン投入後、操縦桿を左に倒すと「戦闘機ゲーム」、右に倒すと「爆撃機ゲーム」が開始される。
(操縦桿に触れず約10秒間放置しても「戦闘機ゲーム」が始まる)
- 戦闘機ゲーム…ゲームがスタートすると、自機を背後から見た視点で高速スクロールする疑似3D画面になる。
自機を操作し、黄色の破線で囲まれた地上のターゲット(目標物)を機関銃かミサイルで破壊する。1個につき500点。
地上のターゲットからの攻撃や、前方から迫る敵戦闘機や誘導ミサイルに注意しながら進行する。
敵のヘリコプターはミサイルで撃墜すると1000点ボーナスが得られる。
敵の攻撃や山に衝突したり、敵戦闘機のノズルから噴出する炎に当たると残機が減ってしまう。
なお、残機が減っても中断する事なくゲームは進行する。
ゲーム終盤には放射性の雲が大量に発生し、これに当たると残機が減ってしまう。
- 爆撃機ゲーム…ゲームがスタートすると、上空から自機を見下ろした画面になる。
自機を操作し、黄色の破線で囲まれた地上のターゲットを爆弾で破壊する。1個につき500点。
進行中は地上から高射砲による攻撃がある。高射砲の弾は破壊不能で頂点に達すると爆発する。
この爆風に当たると残機が減ってしまう。なお、残機が減っても中断する事なくゲームは進行する。
放射能マークの付いたターゲットを破壊すると放射性の雲が発生し、これに触れると残機が減ってしまう。
画面上に赤いマークが表示されると、その位置から敵戦闘機が出現する。
敵の戦闘機の背後を取って撃墜するとボーナス3000点、更に敵戦闘機のミサイルも破壊すると1000点が得られる。
ゲーム終盤には放射性の雲が大量に発生し、これに当たると残機が減ってしまう。
両モード共、順調にゲームを進めていくと基地に着陸する場面に変わり、そのままゲームが終了する。
自機が撃墜され、残機を全て失うとゲームオーバーとなる。
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