マッチアップ

実機について 1975年にセガから登場したメダルゲーム機。
筐体は1972年に登場した海外向けの占いマシン「LOVE TESTER」の流用である。

筐体の操作パネルにはメダル投入口とメダルを払い出す「PAYボタン」、
ゲームを続行する「UPボタン」、ゲーム操作用の2つのボタンがある。
正面の盤面は6段階のマスになっており、下から上に賭けたメダルの倍率も異なる。
各段にはギャンブルに関するイラストが描かれており、左右同じデザインになっている。
"トランプ(2倍)→花札(4倍)→ダイス(8倍)→トランプ(16倍)→麻雀牌(32倍)→競走馬(64倍)"
メダルを投入すると盤面の一番下にある"トランプ(2倍)"が交互に点滅する。
点滅のタイミングを合わせて、操作パネルにある2つのボタンのどちらかを押す。
押したボタンと左右どちらかのイラストが一致した場合は勝利となるが、この状態で「PAYボタン」を押すと
獲得したメダル2枚を払い出してゲームを終了する。
メダルを払い出さずに「UPボタン」を押すと、獲得したメダルをそのままでゲームを続行し"花札(4倍)"が交互に点滅する。
この一連の動作を繰り返して勝ち続けると、最大64倍のメダルが払い出される。
頃合いを見て「PAYボタン」を押してメダルを手に入れるか、「UPボタン」で大きく勝負に出るかはプレイヤーの自由である。
但し、一度でも失敗すれば全ての獲得メダルを失う。


【参考文献】

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)


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