MUSECA(ミュゼカ)

実機について

鍵となるのは、Grafica。

目を開けると、見たことのない景色が広がっていた。
迷い込んだ未知のセカイで、アナタはイリルという少女に出会う。

「ついて、きて。」

彼女に導かれるままキュレーターとなったアナタは
不思議な絵画「Grafica」を求め、次元を渡る。

9つのセカイにある音楽の渦の中から、
「Grafica」は、ずっとアナタを呼んでいる。


2015年12月登場。
画面構成は「サウンドヴォルテックス」に類似しているが、やや傾斜した縦長モニターを採用している。
譜面が通過するレーンが急激に左右に曲がったり上下に移動する等、「サウンドヴォルテックス」とは大きく異なる動きを見せる。
基本操作は『スピナー』と呼称する、円盤状のデバイスを用いる。
筐体のテーブルに5枚のスピナーと足元にはペダルがあり、オブジェクト(譜面)の種類に応じてスピナーを叩いたり回して、
場合によってはフットペダルを踏んでゲームを進める。
5列のレーンに沿って手前に迫る譜面がアナライズポイント(判定ライン)に差し掛かった瞬間、譜面に対応する操作を行う。

【ヒットオブジェクト】
最も基本的なオブジェクト。正八面体の形状である。
アナライズポイントに重なった瞬間、スピナーを叩いて消す。

【チャージオブジェクト】
ヒットと似た形状だが後方に長く伸びている。他シリーズでの「ロングノーツ」に該当する。
アナライズポイントに重なった瞬間、オブジェクトが消えるまでスピナーを押し続ける。

【スピンオブジェクト】
四角い枠が連なって回転しているような形状。
アナライズポイントに重なった瞬間にスピナーを回す。叩きながら回してもミスにはならない。

【ストームオブジェクト】
四角い枠が連なって回転しているような形状だが、通常より大きい。
アナライズポイントに重なった瞬間にスピナーを勢いよく回す。

【ディレクショナルスピンオブジェクト】
スピンオブジェクトに矢印が付加されている。
アナライズポイントに重なった瞬間、指示通りの方向にスピナーを回す。

【キックオブジェクト】
レーン中央に現れる、ピンク色の帯状のオブジェクト。
アナライズポイントに重なった瞬間、オブジェクトが消えるまでフットペダルを踏む。

画面右側にはライフが表示されており、ミスをすると減少する。曲終了までライフが一つでも残っていればクリアとなる。
ミスを続け過ぎてライフを全て失うと、そのステージは強制終了となる。
条件によっては、そのまま次ステージへの進出も可能。

ゲーム中に登場する「Grafica」(グラフィカ)とは、プレイのサポートとなる特殊なイラストである。
プレイ中に取得していた「Grafica」は、ステージプレイ前の選択画面でセットする。
ステージ進行中に出現する"ギフテッドエリア"に差し掛かった瞬間、セットしていた「Grafica」が自動的に発動する。
「Grafica」はそれぞれ特定の能力があり、ライフの減少が抑えられたり、報酬が多く獲得出来るなどの様々な恩恵が得られる。

代表曲…「Star☆Beat」-PandaBoY feat.ななひら-

作品について&戯言 「リフレクビート」や「サウンドヴォルテックス」と比べても非常にシンプルな造形…
…と、言いたいところですが、久々に手強い相手でした(笑)
大阪でのロケテストから帰還後、筐体の大まかな部分だけ制作して、正式な稼働日まで待っていましたが、
折り紙をモチーフにしたと言う筐体周囲のPOPに、更に筐体下のイルミネーションと、非常に細かい加工の連続でした。
見せ場であるイルミネーションは、透明プラ板を細かく組み合わせて制作してますが、
接着剤が流れ過ぎて曇ってしまって残念な出来栄えに…
折り紙POPも、この縮尺ではあまり細かく折れず、一部省略してしまいました。

姉妹作である「サウンドヴォルテックス」とは収録曲の傾向が異なるようで、コチラの方が作者好みの曲が多い感じかな?
スピナーを叩いたり回したり、楽器系以外の他シリーズよりもアクション性の高い操作性も楽しいです。
早くもコラボ企画があった「サウンドヴォルテックス」共々、今後の展開が期待されますねぇ。


"さ、いきましょ。"



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