SOUND VOLTEX-BOOTH-

実機について 2012年1月登場。
jubeat」「リフレクビート」から続く、新機軸のBEMANIシリーズ。
ほぼ垂直に立つ縦型液晶モニターと、左右に広がるX字型のイルミネーションが特徴。
BEMANIシリーズでは初めて、筐体にヘッドホンジャックが標準装備されている。
筐体4台によるオンライン、若しくはローカル対戦プレイも可能。
収録曲の大半はインターネット上で活躍する同人コンポーザーが手掛けている。
難易度や判定等の呼称は、これまでのBEMANIシリーズと異なる独自の用語が採用されている。

プレイ画面は「ビートマニアIIDX」のレーンを画面奥へ傾けた様な形になっており、
各オブジェクトは画面奥から手前の判定ラインに向かって流れてくる。
基本的なゲームルールは従来のBEMANIシリーズとほぼ同じく、一定のスコアに到達するとステージクリアとなる。
操作系は「jubeat」のパネルとほぼ同じ大きさの白いボタン(BT)が4枚、その下には長方形の黒いボタン(FX)が2枚配置。
ボタンの操作感覚は従来の「ビートマニア」に近いが、黒ボタンは「ロングオブジェクト」専用である。
白いボタンの斜め左右両側に「アナログデバイス」が各1個配置されている。
「アナログデバイス」を操作すると回した方向へレーンが傾き、さらに特殊な操作を加えるとレーンが一回転したり派手な演出が入る。

今作では専用サイト『SOUND VOLTEX-FLOOR-』を同時に展開。
自作曲やジャケットデザイン・キャラクターの一般募集も行うなど、プレイヤーが積極的に介入してゲームを成長させるという、
これまでのシリーズとは一線を画す内容となっている。

代表曲…「Ha・lle・lu・jah」-SOUND HOLIC feat.Nana Takahashi-

模型について 例に寄って、大阪でのロケテスト後に製作しました。

今回は2台製作して店内対戦を再現。
製作法は、いつもの様にプラ板の箱組みですが、「jubeat」「リフレクビート」に比べれば簡単です。
強いて難易度が高いと言えば、X字型のイルミネーションやデバイス周辺に描かれている黒いラインでしょうかね。
この部分だけで何度も作り直してしまい、完成したのは大阪での初プレイ前日でした。
公開されたばかりのティザーサイトに載ってた筐体画像見ながら、フリーハンドで描きましたからねぇ。
パッと見、「サウンドヴォルテックス」だと判ればイイや…と妥協しましたが、ちょっと納得行かない出来栄えです。
時間があればイルミネーションだけ作り直すか…

戯言 2011年夏に突然、秋葉原のゲームセンターで謎のBEMANI筐体のロケテストがあったという情報が入ったものの、
収録曲や担当アーティストなどの情報が断片的に入ってくるだけで、肝心の筐体の姿は謎のままでした。
結局、お盆前に大阪でロケテストがあったので早速、現地へ乗り込んで初プレイ。
ボタンだけの操作なら普通にノリノリで楽しめましたが、そこにアナログデバイスが来ると一瞬で修羅場になりました。
ラインがはみ出さないように終点まで慎重に回しながら、片手でボタンを叩かなきゃならないとか…
正直、「ビートマニアIIDX」のバックスピンスクラッチより辛いギミックです。
この感覚に慣れるには時間が掛かりそうです…

今作の最大の特徴は、専用サイトで自作の楽曲やジャケット・キャラクターまでもユーザーから採用し、
プレイヤー自らゲームに積極的に介入して成長させると言う意欲作になっています。
もしかすると、今後のBEMANIを背負って立つアーティストはあなたかも…(笑)


SOUND VOLTEX II-INFINITE INFECTION-

実機について 2013年6月登場。
映像や音声のエフェクトが前作以上に強化されている。4種類目の難易度として「INFINITE」が追加。
更に「ビートマニアIIDX」の段位認定のようなシステム「SKILL ANALYZER」が追加された。
前作までは白ボタンはショートボタン(短押し)、黒ボタンはロングボタン(長押し)と分業されていたが、
今作から両方にショート及びロングノーツが現われるようになり、事実上ボタンの区別が無くなった。
初心者への救済策として、レベル7以下の曲で"TRACK CRASH"(他機種で言う所のFAILED)になっても、
マッチングの有無に関わらず次ステージへ進む事が出来るようになっている。

代表曲…「Virtual Sunrise」-kors k-


SOUND VOLTEX III-GRAVITY WARS-

実機について

2014年11月登場。

基本的なゲームルールは前作から継承されているが、演奏中のレーンが回転するだけではなく、
前後に傾斜したり上下に移動する等、演出面に大幅な改良が加えられた。
デバイス操作も新たなバリエーションが追加され、FXボタン(黒)やBTボタン(白)の同時押しの組み合わせが増えた。
更に従来は左端か右端から始まっていたアナログラインは、どの場所からでも始まるようになった。

ロケテストにて装備されていた「SDVXジェネレーター-リアルモデル-」(アピールカード印刷機)は、
2015年3月11日より全国で順次稼動を開始した。
ゲームスタート前のモード選択画面にて、コインを使用する場合は「GENERATOR LIGHT START」、
PASELIの場合は「GENERATOR START」を選択してスタートする。
ステージ終了後のリザルト画面表示中に、ゲーム機の横に設置された筐体から印刷されたカードが排出される。

代表曲…「VOLTEXES III」-Sota Fujimori-


SOUND VOLTEX IV-HEAVENLY HAVEN-

実機について

2016年12月登場。

今作から効果音付きチップFXオブジェクトが追加。エフェクトの種類も増加した。
譜面レベルが16段階から20段階に細分化。新たな最高難易度として「MAXIMUM(マキシマム)」が追加。
更に今作のスペシャル譜面に該当する「HEAVENLY(ヘヴンリー)」が追加された。
従来の「INFINITE」「GRAVITY」譜面も残存している。
楽曲クリア後に表示されるグレードも細分化され、最高ランク"S"が追加の10段階表記となった。

今作から他社の音楽ゲームでも人気の高いバーチャルアイドル「初音ミク」が、音源のみならず、
選曲画面のジャケット等にキャラクターとして正式に登場する。

代表曲…「零の位相」-kradness-


"究極のエフェクトデバイスを体感せよ"



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