実機について |
1990年、アルファ電子とSNKが共同開発した専用筐体。 元々、家庭用ゲーム機として開発が始まった経緯で、モニターの向きは横置きのみ。 大容量ロムカートリッジを採用し、これまでのゲーム基板よりも手軽にゲームの交換や追加が可能となった。 翌年、互換性のある家庭用ゲーム機「NEO・GEO(ネオジオ)」も発売された。 MVS筐体は様々なタイプがあるが、2人同時プレイを重視したシステムであるため、 8方向レバーと4個のボタンが2人分装備されている。 更に内蔵されたゲームを選択するボタンと、一部の機種にはネオジオのメモリーカードの差込口が装備されている。 25インチモニターにカートリッジ差込口が4箇所のタイプ(SC25-4)と、19インチモニターにカートリッジ差込口が4箇所のタイプ(SC19-4)、 14インチモニターにカートリッジ差込口が2箇所のタイプ(SC14-2)等が発売された。 省スペースデザインを生かし、駄菓子屋や一部のレンタルビデオ店やゲームショップなどにも設置された。 |
作品&戯言 |
元々は別のゲーム解説記事として準備していたんですが、あまりにも小さくて何のゲームか判別し辛いため、 純粋に筐体ミニチュアの紹介記事として一括しました。 一応使用したゲームは、ネオジオ初期を飾った「餓狼伝説」と「バーニングファイト」をチョイスしています。 カプコンの「ミニキュート筐体」と並んで、90年代の駄菓子屋やスーパーマーケットのゲームコーナーではお馴染みの筐体ですね。 作者も近所のレンタルビデオ店で何度か触れた事があります。 |