N.Yキャプター

実機について

ニューヨークに突然現れた謎の群団、ありとあらゆる悪事を繰り返し、
ニューヨーク市民を恐怖のどん底に落とし込んでいた…
既に何人も犠牲者を出してしまった今、最後の手段として1人の男(プレイヤー)が選出された。
ピストル1挺を携えて、謎の群団やギャング達を相手に、離れた場所から次々と撃ち倒せ!!


1985年、タイトーから登場したガンシューティングゲームである。

コインを投入すると即座にゲームが開始される。
他のガンシューティングゲームと同じく、敵が発砲する前に攻撃しなければプレイヤーがダメージを負ってしまう。
敵の攻撃の種類に応じてダメージポイントが異なり、発砲は1〜5ポイント・爆弾は3ポイントだが、
一般市民を誤射すると3ポイントのダメージになる。
人質を救出したり、道中に現れるカラスや小便小僧などを撃つと僅かにダメージを回復出来る。

ゲームは以下の5ステージ構成になっている。
ステージ1〜3の終点にはボスが待ち構えており、このボスを倒すと次のステージに進行する。

  • 練習ステージ…画面に出現する敵を狙って撃ち、照準の位置を確認する。
    持ち弾は5発のみ。
  • ステージ1…敵のアジトを攻撃する。
  • ステージ2…アジトを失って空き地に逃走した敵を攻撃する。
  • ステージ3…更に逃げ場を失い、街のビルに立て篭もった敵を狙撃する。
  • ステージ4…画面に次々と現れるビンや空き缶などを、時間内まで撃って破壊する。
    実質ボーナスステージである。
ダメージが10ポイントに達するとミスとなり、プレイヤーの残機数から1人減ってしまう。
残機を全て失うとゲームオーバーとなる。

翌年には筐体を流用した「バイオレントシューティング」が登場している。(下記参照)


バイオレントシューティング

実機について 1986年、タイトーから登場したガンシューティングゲームである。
筐体は前年に登場した「N.Yキャプター」の流用だが、画面が縦向きに変更されている。
法も秩序も失った荒廃した世界を舞台に、ならず者一団を率いる女ボスを倒すのが目的である。

コインを投入すると即座にゲームが開始される。
敵は通常の歩兵の他に、バイク・車・ジャイロ等の乗り物を介して攻撃してくる。
他のガンシューティングゲームと同じく、敵が発砲する前に攻撃しなければプレイヤーがダメージを負ってしまう。
敵が投げてくる爆弾やロケット弾は、画面下のエリアに到達する前にプレイヤーの攻撃で撃ち落とせる。
ステージ中に点在する消火栓を破壊すると水が吹き出し、敵を巻き込んで倒す事が出来る。

ゲームは以下の6ステージ(このゲームでは"スポット"と称する)構成である。
ステージによって、自動的に横にスクロールするパターンと固定画面のパターンがある。

  • スポット1(スクロール面)…廃墟と化したビル群を背景に、高速道路上で敵と遭遇する。
  • スポット2(固定画面)…敵の中継地点とされたガソリンスタンドで敵と戦闘に突入する。
    ボスはマシンガンとロケットランチャーを所持しており、更に数発当てないと倒せない。
  • スポット3(スクロール面)…地下の道路で敵と銃撃戦。
  • スポット4(固定画面)…ゴーストタウンが舞台。ボスは3人兄弟で、素早い動きで翻弄する。
  • スポット5(スクロール面)…砂漠地帯。所々にある丸木橋に仕掛けられた爆弾を撃つと、
    爆風に巻き込んで周囲の敵も倒せる。
  • スポット6(固定画面)…敵の本拠地に到達。
    建物から雑魚敵が攻撃してくる中、鎧を身に纏った女ボスが現れる。
    ボスは片手に盾を持ちながらマシンガンで攻撃してくる。ボスに攻撃を当てる度に鎧が剥がれ、
    全ての鎧を剥がした状態で更に攻撃を当てると倒せる。
敵の攻撃を受けるとライフ(10マス)が1個減り、全てのライフを失うと残機数が1人減ってしまう。
残機を全て失うとゲームオーバーとなる。

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