ペリスコープ

実機について 1966年にセガから登場したシューティングゲームである。
ビデオゲームではなく、模型やフィルム等を使用する「エレメカ」と呼ばれるジャンルである。
このゲーム筐体が、セガ・エンタープライゼス名義で発売された同社初のアーケードゲームとなった。

巨大な箱の様な筐体の内部には、海を模した簡単な造りのジオラマがあり、
その奥に模型の戦艦が行き来する。
プレイヤーは天井からぶら下がっている潜望鏡を覗きながら、潜望鏡に表示された照準を敵戦艦に合わせて、
ハンドルに付属するボタンを押し、魚雷を発射する。
魚雷は海に航跡を残しながら敵に向かい、命中すると爆発音と共に戦艦が沈む。(奥に倒れる)
海外で非常に評価が高く、積極的に輸出された。
1人用の他に、筐体を横並びにした様な3人用の大型筐体も発売された。

家庭用ゲーム機「プレイステーション2」向けとして、2006年に業務用から移植された
同社のアクションゲーム「ダイナマイト刑事」のミニゲームとして収録されており、
リアルな3Dグラフィックで再現した筐体で、当時とほぼ同じ内容で遊ぶことが出来る。

【関連項目】

  • サブマリン…1978年にナムコが発売した同種のエレメカ。
    こちらは更に当時の最新技術が導入され、筐体の小型化が成された。

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