ポルル君の旅行

実機について 1988年、関西精機製作所から登場。
所謂「エレメカ」というジャンルの一つで、同社が得意とする模型を使ったドライブゲーム。
同社が誇るエレメカの名作「ミニドライブ(1958年)」のアップライト筐体をベースに、低年齢層向けに改良を加えた機種である。

ゲームのルールや仕組みも、「ミニドライブ」とほぼ同様である。
垂直に立った筐体内部に、やや傾斜して設置されたベルトコンベヤに道路が描かれている。
道路には磁石が埋め込まれており、車の模型に仕込まれたセンサーによって読み取られると点数が入る。
出来るだけコースからはみ出さない様に、ハンドル操作で模型の車を操作する。
制限時間内までに目的地へゴールして点数が500点に到達すると、もう1ゲームプレイ出来る。

作品について 作品はかなり小さいですが出来る限り実物通りにしようと、ベルトの可動や車とハンドルの連動も検討しましたが、
やはりサイズ的に無理があり、ハンドルの可動のみになってしまいました。
その代わり、ガラスも嵌め込みにして道路も奥行きのある構造になっています。
車はプラ棒の余りを適当に切削。ハンドルは1/24の車の模型の余りパーツから。

戯言 昭和エレメカの代表みたいな存在で、デパートの屋上で遊んだ人も多い筈(笑)

もう10年以上前ですが、難波駅の高島屋や天王寺の近鉄百貨店の屋上で家族と遊びに行った時、
姪っ子がこれで遊んでまして、たまにオレも交代させてもらってました。
(^^;


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