1987年にATARIから登場した疑似3D式カーアクションゲーム。
ドライブゲームにシューティングゲームの要素も加味されている。
コクピット型筐体には、操縦桿タイプのステアリングホイールが配置されている。
ステアリングホイールには、武器発射用のトリガーが付属する。
足元にはアクセルペダルがある。
プレイヤーは武装した赤いスポーツカーを操り、全50コースのラリーレースを燃料切れになる前にゴールを目指す。
車にはキャノン砲が搭載されており、これを使って敵の車や道路脇の砲台を破壊すると得点が加算される。
各ラリーのスタート時には得点倍率が1に設定されており、ターゲットを破壊する度に
倍率が1段階上がり、最大で10倍になる。的を外すと倍率は1段階下がる。
レース中、上空にヘリコプターが飛んできて、パワーアップアイテムを落とす事がある。
このアイテムを回収して武器をパワーアップさせる。
破壊可能な敵の車以外にも地雷・岩・「スパイカー」と称する浮遊する敵などの破壊不能な障害物があり、
これらと衝突すると自車が破壊される。
更にコース上に落ちている油膜を踏むと、一瞬コントロールを失う。
自車にはメインタンクと、小型で予備のリザーブタンクの2つの燃料タンクが搭載されている。
メインタンクが空になると、リザーブタンクが使われるようになる。
道路上にある赤い球体（遠くの敵を倒すと落とす）か、緑の球体（特定のマイルストーンに現れる）を拾うと、
少量の燃料がメインタンクに追加される。
ラリーのチェックポイントに到達すると、メインタンクはステージ開始時の状態に回復するが、
リザーブタンクには補給されない。
ラリー終了時にはステージの得点に応じてメインタンクが補充され、リザーブにも燃料が補給される。
敵や敵が発射した弾、油膜以外の障害物に接触すると自車が破壊される。
更に取得していたアイテムの効果も失い、得点の倍率も1に戻ってしまう。
但し、自車は何度破壊されても制限は無く、メイン・リザーブ両方の燃料タンクを使い切るとゲームオーバーとなる。
49ステージまでは何度でも継続プレイ(コンティニュー)出来るが、最終の50ステージはコンティニュー出来ない。
50ステージを完走するとボーナスとして100万点が与えられ、ゲームは終了する。
【参考資料】
ウィキペディア英語版
｢Category:Atari arcade games｣(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)
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