Seeburg Ray-O-Lite

実機について 1936年、アメリカの著名な娯楽メーカー「Seeburg」から登場。
世界初の業務用光線銃とされる。
同社はジュークボックス等を制作する老舗であり、この製品も真空管や光電管など当時の最新鋭機器を多用している。

ライフル型光線銃の収納庫を兼ねたコインボックスと、標的を表示する本体部分で構成される。
本体の上部には湿地帯のような背景が描かれており、標的である鴨が水平に移動する。
鴨には光電管が仕込まれており、ライフルから発する光に反応する。
命中すると的が倒れ、筐体上部のスコアが点灯する。

同社はジュークボックスと並行して様々な業務用光線銃も生産しており、落下傘部隊を迎撃する「Shoot the Chutes(1939年)」、
森に出現する熊(体に複数の的が付いている)を撃つ「Shoot the Bear(1947年)」、
縦型筐体を採用し、木に登るアライグマを撃つ「Coon Hunt(1952年)」など、様々な光線銃シリーズが販売された。


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