REFLEC BEAT 悠久のリフレシア―The Reflesia of Eternity―

実機について リフレクビートシリーズ」の最新作として、2016年12月登場。
イメージイラスト・キャラクターデザインは、「ビートマニアIIDX」シリーズ等も担当したイラストレーター、MAYAが手掛けている。
基本ルールは継承されているが、曲の難易度の変更や譜面の再構築など、基幹システムは完全に練り直されている。
前作の「クラスチェックモード」「マイコースモード」は廃止となった。
更に新たな難易度「ホワイトハード」が追加され、前作の「スペシャル」はこれに吸収される形で廃止された。
難易度レベルも、前作の13段階から15段階に細分化された。
オブジェクトのデザインも変更され、バーティカルのデザインが通常の物と統一された。
  • 【ビックバンオブジェクト】
    今作から追加された、横長のオブジェクト。
    挙動はバーティカルと同様に、下向きに流れてくる。
    タッチすると、爆発音と同時に画面が揺れる派手な演出が入る。
  • 【スイッチロングオブジェクト】
    今作から追加。ロングオブジェクトの一種。新難易度「ホワイトハード」で登場する。
    ロングオブジェクトの帯の中に、黄色で表示されたONエリアと紫色のOFFエリアがある。
    ONエリアでは通常通りに指を離してはならないが、OFFエリアに差し掛かった時に指を離しても良い。
    この新オブジェクト導入に代わり、前作までの「スライドオブジェクト」が廃止されている。

今作からのメインモードとして、「リフレシアモード」が登場。
「リフレクビートgroovin'!!」のプレイモード「パステルワンダークエスト」を、更に発展させたゲームモード。
ロールプレイングゲームの様なストーリーが導入され、「クエスト」と称する各ステージをクリアする。
初めてこのモードをプレイする際に、[赤:火][青:水][緑:木]と属性の異なるキャラクターから仲間を1人選ぶ。
各「クエスト」は収録曲のジャンルなど、ランダムで3曲が選曲され、難易度の違いで複数のクエストが用意されている。
「クエスト」にも属性があり、相対する仲間を連れていると戦闘が有利になる。
オブジェクトを打ち返して敵のヒットポイント(HP)を減らし、相手のHPを0にしたまま楽曲をクリアすると勝利となる。
自分のHPが0になると、プレイ中でも即終了になってしまう。
敵を倒すと、今後のプレイが有利になる様々なアイテムや楽曲が手に入る。

代表曲…「彼方のリフレシア」-DJ TOTTO feat.Annabel&日山尚-

作品について&戯言 「リフレクビート」シリーズも登場から7年目…
「colette」「groovin’!!」「VOLZZA」など、他機種と比較しても非常に細かいバージョンアップはあったものの、
そろそろ陳腐化が目立ってきたからか、システムを一から構築する形で大胆にリニューアルされました。
楽曲のクリア状況や隠し曲も全てリセットされ、心機一転で再スタートとなります。
それまで獲得していた隠し曲も失ってたり、ちょっと面倒な事になりましたが…
てなワケで、今作はシリーズから独立した解説記事になりました。

筐体のPOPも従来の丸い照明に被せる様に、RPGのパッケージのようなイラストが描かれています。
初代からの基本システムである「対戦」も、「敵との戦闘」を意識した様な派手な演出になっています。
個人的にお気に入りは「ビックバンオブジェクト」で、見た目も判りやすく、当たり判定も大きいので、
左片手プレイヤーの作者には非常に楽しいギミックでした。
でも、「Piano Ninja」の譜面が好きだったので、「スライドオブジェクト」が無くなったのは個人的に残念かな…?


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