ソニックブラストマン

実機について 1990年、タイトーから登場。
エレメカの代表の一つであるパンチングマシーンと、ビデオゲームが融合したアクションゲーム。
利き腕の違いに対応出来る様に、左右1組のグローブが備えられている。

スタート時に5種類あるステージの中から1つを選択する。
それぞれのステージに出現するターゲットにはノルマがあり、物体が大きい程ノルマも大きくなる。
ステージのオープニング画面が終了後、筐体中央からパンチングパッドが起き上がりゲームスタート。
パッドを3回殴って合計したポイント(t・トン)が指定ノルマに達成していればステージクリア。
但し、プレイヤーの安全を考慮しているためか、クリアしてもプレイ続行は出来ずゲームは終了する。

これまでのパンチングマシーンと異なり、結果が数値ではなく視覚的にも楽しめるために一定の人気を得た。
業務用続編に「リアルパンチャー(1994年)」「ソニックブラストヒーローズ(2011年)」が存在する。
キャラクターとしても人気が高く、1992年にはスーパーファミコン用にも製作されている。
横スクロールアクションゲームに改変されているが、ボーナスステージは業務用を彷彿とさせる内容である。

作品について 製作自体はかなり早い段階で計画してまして、このゲームの売りであるパンチングパッドの再現に時間を費やしていました。
実機が殆ど存在しなくなった今では資料集めも大変…

この作品の目標は、何と言ってもパンチングパッドの可動の再現です。
パッドを支えるシャフトは適当なランナーから。根元にワイヤーを通して関節を作ってます。
試作の段階で横着してスチレンボードの積層を丸く削った物を使用したんですが、どうやら軽過ぎたらしく、
頭に描いていた動作をしてくれませんでした。そこで久々にエポキシパテを取り出して丸めて使ってみました。
重量もシャフトの長さも絶妙だったようで、指で突くと「ドンッ…!」と良い感じに倒れてくれます♪
ジオラマでは都合上グローブを着けてませんが、皆さんはちゃんとグローブを着けて遊びましょうね(笑)

戯言 当時、大きいゲームセンターやボウリング場で良く見かけたゲーム機ですねぇ。
たまに高校の友人に煽られて遊びましたが、作者のへなちょこパンチでは一番弱い悪人ですら倒せませんでした…orz

今は肉体労働者なんで腕っ節はそれなりに付いてますが、試したくても筐体の撤去が進んでいるらしいです。
続編の「ソニックブラストヒーローズ」も見掛けた事がありません。


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