STARSHIP 1

実機について 1977年にATARIから登場。
筐体は同年に登場した「デストロイヤー」、翌年登場した「スカイレーダー」と共通のデザインである。
当時としては珍しい疑似3Dシューティングゲームであると共に、キャラクターのスムーズな拡大・縮小技術や
緊急回避用の武器(いわゆるボム)を早くも採用しているなど、現在のシューティングゲームへの先駆けとなっている。

小惑星が飛び交う宇宙空間で、宇宙戦闘機「スターシップ・アタリ」を操縦しながら、
前方から迫るエイリアンの宇宙船を破壊し、連邦を救うのが目的である。
筐体の中央に押しボタン付き操縦桿と、その右側には「プロトン魚雷」発射ボタンと、
速度調整用のレバーが配置されている。
操縦桿を動かすと画面全体がその方向に動き、操縦桿に付いている攻撃ボタンを押すと、
画面下から2本のレーザービームが、画面奥の照準(ガラスに直接貼られている)に向かって発射される。
自機は表示されないが、画面全体に当たり判定がある。
宇宙船・戦闘機・円盤・エイリアンなど、4種類の破壊可能な敵が登場する。
同じく、前方から迫ってくる丸い形の小惑星は「プロトン魚雷」以外に破壊出来ない。
敵との追突が避けられないと判断した時、「プロトン魚雷」ボタンを押すと瞬時に画面全体に攻撃を加える。
但し、使用回数は5発までとなっている。
敵と追突すると急激にスピードダウンしてしまい、再加速にも時間が掛かる。
残機設定は無いが、燃料が無くなるとゲームオーバーとなる。

日本でも中村製作所(ナムコ)から輸入販売されている。


【参考資料】

ウィキペディア英語版
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)


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