スーパーデッドヒート

実機について 1985年にタイトーから登場した見下ろし型レースゲームである。
1977年に同社から登場していた多人数レースゲーム「フィスコ400」のリメイク作品に当たる。
ゲームタイトルは、1975年に同社から登場した多人数参加型メダルゲーム「デッドヒート」から引き継いでいる。
(詳細は同項目参照)

筐体中央に4枚のブラウン管モニターの前後に、4人分のハンドルと足元にアクセルペダルが装備されている。
ブレーキやシフトレバーは無く、アクセルの踏み加減で調整する。
最大4人同時プレイが可能。コイン投入口も別々にあるため、次レースからの途中参加も出来る。

好みの色の車(赤・緑・黄・青)のコイン投入口にクレジットを投入する。
ボタンを押すとゲームが開始される。
他に参加するプレイヤーが居ないマシンは、コンピューターが白い車を操作する。
操作する車はミニチュアの様に、非常に小さくデザインされている。
サーキットを真上から見下ろした視点で、4枚のブラウン管モニターに分割表示される。
レース開始前に、参加しているプレイヤーがハンドル操作で好みのコースパーツを4種類から選択し、
コースのレイアウトを変更出来る。(コンピューターもランダムでコースを変更する)
レースはDRUGから始まり、1st〜7th→FINALの全9ステージ構成。
サーキットには水たまり・スリップゾーン・バリケード・落石など、様々な障害物が存在する。
車同士にも当たり判定があり、接触すると大きくスピードダウンする。

DRUGレース終了後、車の特性を以下の4種類から1つだけ選択出来る。
(アルファベットは、コース上に現れるアイテム)

【エンジン(E)】…最高スピードアップ
【ターボ(T)】…加速が良くなる
【サスペンション(S)】…荒地やスリップに強い
【ボディー(B)】…他車を跳ね飛ばす

ゲーム中、コース上にアルファベットが描かれたアイテムが現れる事がある。
取得すると上記の特性が追加される。更に4種類揃えるとスーパーカーになる。
しかし、落石に接触して爆発したり海に落下すると、アイテムで獲得した特性は全て失われる。

FINALレースでゴールすると総合ランキングが表示され、表彰状が与えられる。
画面中央の表示板に示された制限時間内までに、規定周回数を走行してゴールするとクリアとなるが、
制限時間を失うとゲームオーバーとなる。

【関連項目】


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