シンクロニカ

実機について 2015年7月、ナムコから登場した音楽ゲーム。
開発は「太鼓の達人」のスタッフが関わっており、マーキーにも同作品のキャラクター「和田どん」「和田かつ」が描かれている。
「太鼓の達人」に隣接して設置される事を意識して、統一感のある筐体デザインを採用している。
筐体にはタッチパネル内蔵の32インチモニターが2枚装備されている。入力はタッチパネルのみ。
2人同時プレイが基本だが、1人プレイでは左右別々にプレイも可能。
画面に現れる「マーカー」と呼称する様々なオブジェクトを、リズムに合わせてタッチして消していくのが基本的な流れとなる。

【タッチ】
青いリング状のマーカーが画面内に出現すると、そのすぐ後に「ボール」と呼称する円形のオブジェクトがマーカーの中へ飛び込む。
ボールがマーカーに飛び込んだ瞬間のタイミングでタッチして消す。最も基本的なマーカー。

【ホールド】
赤いマーカー。出現直後にタッチして、マーカーの外周が一周するまで指を離さずに保つ。

【ムーヴ】
黄色いマーカー。ホールドと同じように出現直後にタッチして、マーカーの外周が一周するまで指を離さずに保ったまま、
同時に現れたレーンに沿ってマーカーを移動させる。

【スワイプ】
緑色の弓状のオブジェクト。手で払うように矢印の方向へ動かす。

【フリック】
難易度「ADVANCED」から追加される緑色のマーカー。
タッチマーカーに似ているが、タッチした後はスワイプマーカーのように矢印の方向に動かす。

【同時押し】
マーカー同士が線で繋がれた物もあり、同時に押して消さなければならない。

出来るだけミスをせずにゲームを進めて、画面左上のクリアゲージを一定量まで到達させればステージクリアとなる。
2人同時プレイは対戦ではなく、クリアゲージもコンボ数も共有となる「マルチミッション」となる。
プレイ前に予め用意されたミッションから選択し、設定されたコンボ数を超えるようにプレイする。
お互いの難易度の変更も可能。目標を達成すると称号やエンブレムが獲得できる。(バナパスカードの登録が必要)

作品について&戯言 2015年夏は各社から様々な音楽ゲームがデビューして、久々に活気に満ちてきた気がしますね。

今作のミニチュアは、ロケテスト版と通常版の2機種を制作。
「太鼓の達人」の姉妹作と言う事で、2機種並んでいる公式の画像を参考に、
以前制作していた「太鼓の達人」ミニチュアを横に置いて寸法を割り出しました。
その形から簡単そうに見えますが、ロケテスト版のスピーカーなど色々と悩まされた部分もあります。


2015年の夏、ラウンドワン梅田店へ家族で遊びに出掛けた折に見掛けてプレイしました。
2人協力プレイ推奨と言う事で高校生の姪と遊んだんですが、まずはマーカーの種類を覚えるのに一苦労…
タイトル通りに2人でコンボを繋げればSYNC(シンクロ率)が上がるワケですが、オレが足を引っ張ってしまって、
なかなかSYNCが上がらず、2曲目のミッションも失敗してしまいました…
同じタッチパネル式と言う事で、1曲目だけ「リフレクビート」や「ビートストリーム」のように左片手でプレイしたんですが、
これは流石に両手でプレイしないと無理かな?
しかし、タンタンタン…と小気味良くコンボを繋げていくのは爽快感がありました。

セガの「maimai」と異なり、同じ筐体で別々にプレイが出来る構造になってますが、
こういうゲームは流石に2人で遊ばないと寂しいかな…(笑)


シンクロニカ(試作機)

実機について ナムコから登場した音楽ゲーム。2014年10月にロケテストが行われた。
開発は「太鼓の達人」のスタッフが関わっており、マーキーにも同作品のキャラクター「和田どん」「和田かつ」が描かれている。

大まかなゲームシステムは、2015年夏にデビューした通常筐体へ引き継がれているが、
マーキーが電照式になっており、スピーカーもプレイヤーの頭部を囲むような形状になっている。
更にモニター下には「ボディーブースター」と称する音響装置が備えられ、これを体に当てる事によって重低音を体感しながらプレイ出来る。
この機能は任意で切り替えが可能だったが、最終的に通常筐体では廃止された。


別館入り口に戻る