ワールドカップ(SEGA)

実機について 1978年にセガから登場。
日本でも人気のスポーツ、サッカーをテーマとした1画面固定式アクションゲームである。
スポーツゲームでのトラックボール採用は世界初とされる。
コンピューター相手の1人プレイと、2人対戦プレイも可能。

筐体に付属しているトラックボールとダイヤルボタンで操作する。
チームは1人のゴールキーパーと5人の選手で構成される。
ボールを受け取った選手は、トラックボールで縦横無尽にフィールド内を移動出来る。
取ったボールはダイヤルボタンを回す事で体の回りにキープした状態に保ち、更にダイヤルボタンを押し込むと
ボールを保持していた位置に応じた方向へパスやシュートが出来る。
ゴールを決めた後に流れるリアルな観客の歓声は、筐体に内蔵されたカセットテープを再生している。
店舗側の設定により、制限時間の60〜90秒を超えるとゲーム終了となる。

【関連項目】

  • FOOTBALL(1978年)…同年にATARIから登場したアメリカンフットボールのゲーム。
    ワールドカップから僅かに遅れて登場したが、アメリカでは同作品よりも絶大な人気を誇り、
    トラックボールの普及に貢献したとされる。
  • テーカンワールドカップ(1985年)…テーカン(現・コーエーテクモ)から登場したサッカーゲーム。
    この作品もトラックボールで操作する。

【参考文献】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)


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