"逃げちゃダメだ。"
時に、西暦2017年―
第3新東京市に突如として第10の使徒襲来。
正規パイロット不在の中、NERV本部はエヴァの臨時パイロットとして
あなたに白羽の矢を立てた。
使徒との戦闘に際して
活動限界を迎える前に、目標を殘滅せよ。
残弾が尽きた際には、武器庫から新たな武器を装備せよ。
2017年、バンダイナムコエンターテインメントから登場。
同社の期間限定イベント「VR ZONE SHINJUKU」で公開された、バーチャルリアリティ(VR)の研究用筐体の一つである。
(2017年7月14日〜2019年4月末まで)
1995年からTV放送された、大人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をベースとしたアクティビティである。
第3新東京市に第10使徒"ゼルエル"が襲来。3体の巨大人造人間"エヴァンゲリオン(EVA)"で迎え撃ち、
活動限界までに殘滅するのが目的となる。
エントリープラグ内のコクピット(魂の座)を模した筐体には、トリガー(引き金)付きジョイスティックが両側に装備されている。
大まかな操作法は「ボトムズ」「アーガイルシフト」に準拠しており、誰でも直観的な操縦が可能。
3基の筐体は"零号機"初号機"弐号機"の設定があり、好みの座席に着き、VRゴーグルとヘッドホンを装着して体験を開始する。
ヘッドホンにはマイクが付いており、他の参加者との音声通信が可能。
コクピット前面の小型送風機でLCL注入を演出、A10神経接続・エヴァとのシンクロ率計測など、
格納庫内での発進準備も、原作アニメを忠実に再現されている。
VRゴーグルによる360度に及ぶ視界内には、"レティクル(照準)"が表示されている。
2本のジョイスティックを同方向に動かすと、エヴァが任意の位置へ移動する。
体験者自身の頭を動かしてレティクルを操作し、レティクルが敵に重なった時に右トリガーを引いて攻撃する。
NERVの武器庫に接近した状態で左トリガーを弾くと、手持ちの武器を交換出来る。
使徒はATフィールド(バリアの一種)を展開し、両目から激しいレーザー攻撃を加える。
3機のエヴァが協力し合い、使徒を殘滅すると勝利となる。
2017年12月27日にバージョンアップを実施。
新たに"エヴァMark.06"が追加され、筐体も4人分用意された。更に窮地に立たされるとエヴァが"暴走"する。
強力な武器も取りやすい配置になる等、従来よりも使徒が倒し易くなる様に調整が施された。
【参考資料】
バンダイナムコエンターテインメント「VR ZONE-project i can-」公式サイト
(https://project-ican.com/)
バンダイナムコエンターテインメント「VR ZONE SHINJUKU」公式サイト
(https://vrzone-pic.com/)
|