1994年、ジャレコから登場したクイズゲームである。
前年に登場した「早押しクイズ王座決定戦」の続編に当たる。
筐体と基板は同社の汎用筐体「ポニーUP29」をベースとしている。
ゲームルールは前作とほぼ同じ、早押しクイズでライバル回答者に勝ち抜いて優勝を目指す。
キャビネット上にはスタートボタン・解答選択ボタン(4個)・早押しボタンが
纏められた操作パネルが3人分配置されている。
今作では様々なテレビ番組で人気があった俳優のルー大柴と、グラビアアイドルの細川ふみえが司会進行役として出演している。
ゲーム監修は後に「関口宏の東京フレンドパーク」「とんねるずの生でダラダラいかせて」等の人気番組を手掛けた
放送作家の池田裕幾が担当しており、本物のクイズ番組を意識した内容である。
他のプレイヤー不在の解答席には必ず、コンピューターのライバルキャラクターが参加する。(途中参加も可能)
スタート前に画面左側に「ゲーム」「なぞなぞ」「車・バイク」「映画・ビデオ」「漫画・アニメ」「歴史・文学」、
続いて右側に「雑学」「TV・ラジオ」「芸能・音楽」「アダルト」「自然・科学」「スポーツ」の各ジャンルから
得意なジャンルを1つずつ選択する。
クイズ本番が開始されると画面上半分には3人の解答者が表示され、解答者のすぐ下にクイズ問題の表示枠、
画面中央には解答の制限時間、画面下部の枠内にクイズの解答が4択で表示される。
クイズの出題方法は「問題から先に表示される」「解答が先に表示される」「問題も解答も同時に表示される」などの
様々なパターンがあり、答えに迷っても勘を頼りに解答を導き出す事も出来る。
一回の対戦は全10問構成。
各解答で得られる点数は、1問目から4問目は10点・5問目から7問目は20点・8問目から10問目は30点となる。
問題の誤答・お手付きの場合は、自分の持ち点の中からその問題で得られる点数分の持ち点が差し引かれ、
その問題の解答権を失う。(持ち点が0点の場合はマイナスになる)
解答者全員が解答出来なかった場合は、次の問題が表示される。
全10問で得点が高かった解答者がクイズ大会の1週勝ち抜きで次の大会に進むが、最下位はゲームオーバーとなる。
但し、同点の解答者が居る場合はサドンデス方式の同点決勝が行われ、1問正解した解答者が勝ち抜きとなる。
順調に勝ち抜いてゆくとそれまで選択したジャンルが混在して出題されるため、徐々に難易度が高くなる。
クイズ大会を5週勝ち抜くと第2代グランドチャンピオンとなるが、司会者から祝福を受けた後に初代グランドチャンピオンとの1対1の王座決定戦が開始される。
ルールは通常のクイズ大会と同じで、初代グランドチャンピオンに勝利すると優勝となる。
同年、シリーズ第3弾として「早押しクイズ熱闘生放送」が登場した。
実在の芸能人の出演は無いが、当時人気のタレントやアナウンサーに似たキャラクターが多数登場する。
|