1968年にセガから登場。
ビデオゲームではなく、模型やフィルム等を使用する「エレメカ」と呼ばれるジャンルである。
奥以外の三面をガラスに囲まれた筐体の内部には、大きな山を中心に街を模した簡単な造りのジオラマがある。
中央の山の頂上から伸びるアームには、模型のヘリコプターが付いている。
このヘリコプターは前後2枚のローター(プロペラ)が付いたタイプで、実際にローターの回転力で浮上する。
プレイヤーは2本のレバーを駆使して、前後2枚のローターの出力をバランス良く調整し、上手くヘリパッド(目的地)に着陸する。
目的地は時計回りに、「ローマ」「パリ」「ロンドン」「リオデジャネイロ」「ニューヨーク」「東京」の配列である。
適当にヘリパッドに着地しても点数は入らず、必ず機体をヘリパッドの中央に収めなければならない。
その状態で約10秒間ヘリパッドに着地していると、次の目的地のヘリパッドのライトが点滅する。
これを繰り返して、制限時間内までに出来るだけ目的地に着地して点数を稼ぐ。
【関連項目】
- Whirly Bird…1969年にミッドウェイ社から発売された同種のエレメカ。
1974年にシューティング要素を取り入れた、姉妹品の「chopper」も登場した。
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