実機について |
1983年、コナミから登場。 1984年にアメリカ・ロサンジェルスで開催される「第23回・夏季オリンピック」をモチーフとした、スポーツアクションゲームである。 当時のオリンピック委員会から公式ライセンスを得て販売された。 当時としては珍しく、最大4人対戦が可能になっている。 操作は3つのボタンのみで、真ん中にJUMPボタンと両側にRUNボタンが二つ配置されており、利き腕の違いにも対応する。 RUNボタンを連打すると選手がトラック上を走行する。連打が早いほどスピードも上がる。 JUMPボタンを押すとハードルを越えたり、踏み切りや投擲のタイミングや角度を決定する。
人数分のクレジットを入れてスタートすると、アルファベット3文字でプレイヤーのイニシャルを登録する。
3回の試技でクオリファイに達しなければ失格となる。 トラック競技は2回までフライングが許されるが、3回共フライングかクオリファイを越えないと失格となる。 各競技共、3位まで入賞するとイニシャルと記録が、ゲーム画面上のスコアボードに表示される。 この記録は別のプレイヤーに破られるか、電源を切るまで保存される。
ボタンの連打とタイミングだけという単純明快な操作法と、実際の競技を彷彿とするリアルなゲーム内容から、 【サウロイド】
1993年にコナミから登場した汎用筐体。 |
作品&戯言 |
個人的には1980年代を代表するアーケードゲームの一つだと思います。 この時代は業務用も家庭用もシューティング全盛期に入ってましたが、そんな中でも一際光ってましたねぇ。 ゲーセンに限らず、そこらの駄菓子屋でも導入されたりして探すのに困らなかった作品です。 特に近所の雑貨屋では1プレイ20円という安さで、毎日の様に友人達と遊んでました。 作者は連打は得意ですがタイミングを合わせるのが苦手で、いつも「ハンマー投げ」か「走り高跳び」で脱落… そして、ファミコン版も発売と同時に購入。 種目が4つに減ってしまったのは残念でしたが、友人や従弟たちへの接待ゲームとして大活躍してくれました。 ファミコン版には「殿様版」と呼ばれる限定品がありまして、ザ・ドリフターズの大人気番組「8時だよ!全員集合!」の 「志村のバカ殿様」コントで使用するために、1プレイヤーのキャラクターが殿様に書き換えられた特注品です。 作者も家族とリアルタイムでこの番組を見ており、ホントに発売してほしいなぁと兄貴と盛り上がってましたが、 反響に応えて実際に別売りされると、既に持っていた通常版と速攻で買い換えました(笑)
このゲームを語る上で必ず出てくるのが、様々な小道具を使った不正行為です。 |