マリオカート アーケードグランプリVR

実機について

"このマリオカート、ヤバイ。"


2017年7月、バンダイナムコエンターテインメントから登場。
同社の期間限定イベント「VR ZONE SHINJUKU」で公開された、バーチャルリアリティ(VR)の研究用筐体の一つである。
(2017年7月14日〜2019年4月末まで)

全国のゲームセンター等で人気のレースゲーム「マリオカート アーケードグランプリDX」がベースになっている。
専用筐体は、実際のカートをほぼ原寸大で再現している。
当アクティビティのブースに4台の筐体があり、それぞれ「マリオ」「ルイージ」「ピーチ姫」「ヨッシー」のキャラクター設定がされ、
ハンドルを握る手など、VRゴーグルを通した姿も各キャラクターに準じたグラフィックになっている。
好みの筐体を選び、VRゴーグル・ヘッドホンの他、両手の位置を認識する「トラッカー」を装着する。
操作法は「マリオカート アーケードグランプリ」に準じているが、ハンドル中央のアイテムボタンは使用しない。
アイテムの取得方法が従来のシリーズと異なり、コース上の「アイテムボックス」に接触するのではなく、
空中に浮いている風船に吊り下げられたアイテムを、直接手にする事によって取得する。
以下の3種類のアイテムが登場。後ろに振り向きながら使用する事も出来る。

バナナ…実際に手で持って投げた方向に飛ぶ。落ちた場所で相手が踏むとスピンする。
ハンマー…手で持って振り下ろすと、当たった相手にダメージを与える。
ミドリこうら…実際に手で持って投げた方向に真直ぐに飛ぶ。当たった相手にダメージを与える。

舞台となるコースは「マリオカートAC」の各コースから、名場面を組み合わせて一本にした特製コースになっている。
カートがスピンしても必ず前方を向く設定になっているため、逆走は不可能。
全員がゴールインすると、アクティビティが終了する。


【参考資料】

バンダイナムコエンターテインメント「VR ZONE-project i can-」公式サイト
(https://project-ican.com/)

バンダイナムコエンターテインメント「VR ZONE SHINJUKU」公式サイト
(https://vrzone-pic.com/)

2017年7月13日、「VR ZONE-project i can-」のツイッターキャンペーンに奇跡的にも当選し、
東京・歌舞伎町で、グランドオープン前の「VR ZONE SHINJUKU研究発表会」に行ってきました!!

研究発表会も終盤(午後9時過ぎ)になり、大阪に帰還前に最後にプレイしたアクティビティでした。
元々「マリオカート」シリーズは家庭用・業務用共、家族で楽しんでいるゲームの一つなので、
それなりに操作も慣れているつもりでしたが…
基本的に対戦プレイ専用なので「エヴァンゲリオン」同様、一人きりでのプレイはちょっと寂しいです(笑)

操作可能なキャラクターは4人だけですが、CPU専用としてクッパやドンキーコング等も登場します。
作者は無難に主役のマリオを選択。VRゴーグルを通して見ると、ちゃんと自分の両手が手袋を嵌めた姿になってます。
周囲を見渡せば、そこは360度に広がるマリオカートの世界!
そして、ピーチ姫やルイージなどのお馴染みのキャラクター達のカートが、スタートラインに着いています。
雰囲気が段違いですが、プレイ感覚はアーケード版と殆どほぼ同じ。華麗(?)にアクセルを吹かしてスタートダッシュ!
上記にある様に、コースはマリカーシリーズから特徴的な場面を抜いて一本のコースに仕立てているため、
様々な風景が目まぐるしく変化します。大ジャンプで滑空したり、超巨大なパックンフラワーが襲ってきたり、
シリーズお馴染みの見せ場も、VR空間で体験すると新鮮ですよ!
マリカーの世界に飛び込めるのも楽しいですが、このアクティビティ最大の売りは何と言っても、
ぶら下がったアイテムを直接手で掴んで、任意のタイミングと方向に投げられる事でしょうね。
ホントにプレイした人にしか判らない、かなり不思議な感覚ですよ!!
そしてレースは結局、ピーチ姫の鬼畜なハンマー攻撃で最下位に…

家庭用・業務用両方に言える事ですが、個人的にはこのゲームで順位なんてそんなに拘りも無く、
如何にしてアイテムで相手に嫌がらせしながらブッちぎるか、そんな事しか考えていないので、
自宅でネット対戦していると、『フハハハ〜!!○ねやーーーー!!(自主規制)』やら罵詈雑言を口にしながら、
対戦相手に赤コウラをブン投げたりして、横で見ている家族から呆れられたりします(笑)