実機について | 2001年、コナミから登場。 非常に珍しいビリヤードのシミュレーター。 モニター下にあるエリアに据えられた白球を、付属のキューで実際に突いてゲームを進める。
日本でも「AOU2001」に出展されていたが、最終的には海外のみの展開となった。 |
作品について |
製作はいつものセオリー通りに… …と言いたい所ですが、ハッキリ言って失敗作です。 資料が少ないと言え、ちょっと横長に作り過ぎちゃったかなぁ…
本体部分はプラ板、テーブルはスチレンボード。 |
戯言 |
ビリヤードのゲームと言えば「サイドポケット(データイースト)」など、業務用・家庭用にも幾つか存在しますが、 当時はリアルシミュレーターブームだったとは言え、こんな物まで… テーブル手前の両側にポケットがあったり、緑色のラシャまで敷いてあったり、 ビリヤードテーブルの細かい所まで再現されてます。 海外専用と思っていたら、意外にも国内でロケテストもやってたらしいです。 ひょっとして「AOU2001」で触ってみた人も居るかも。 巨大なビリヤード台を置かなくても、実物と同じ感覚で手軽に楽しめるのは評価出来ますが、 小さな子どもも訪れる日本の狭いゲーセンで、あの長いキューを振り回されたらと考えると、 海外展開のみになってしまったのも止む無しかも。
因みに作者はビリヤードに関しては、実物もゲームもド下手です。 |