トラック狂走曲

実機について 2000年、ナムコから登場。ゲームの開発はメトロが担当している。
派手な装飾を施した大型輸送車(アートトラック)をテーマとした、珍しい疑似3Dドライブゲームである。
筐体の外観も、著名なアートトラック専門業者によって派手な装飾が施されている。
ゲーム中のBGMは5曲あり、ハンドル右側のボタンで任意で変更可能。歌唱は演歌歌手の冠二郎である。

操作は一般のレースゲームと同様に、ハンドル・アクセルペダル・ブレーキペダルで構成される。
使用するトラックは、プレイ前の2択式の性格診断で4人の登場人物(4車種)から決定される。
それぞれの登場人物には「義理と人情」を重んじた固有のストーリーがあり、一般車両や通行人に注意を払い、
ライバルトラックの妨害に対抗しながら、制限時間内までにチェックポイントで区切られた全5ステージをクリアしてゴールを目指す。
コースには分岐点が設けられているが、崖を転落寸前で走行したり、電車が通過する線路を走行するなど、
様々な難所のコースがある。
分岐点に進行中に突然、猫・牛・老婆などのキャラクターが出現する。
衝突を避けて停止するとボーナスを獲得出来るが、そのまま接近すると「人情避け発動」となり、強制的にハンドルが切られ、
更に難易度の高いルートを走行しなければならない。
これらはショートカットとして活用する事も可能で、難所ルートを走行すると"度胸ポイント"が獲得出来る。
ゲーム終了後、公式サイトのイベント"度胸ポイント祭り"に参加するための、獲得した"度胸ポイント"のパスワードが表示される。
(現在、"度胸ポイント祭り"は終了している)

2000年12月、ゲーム制作を担当したメトロから、家庭用ゲーム機「プレイステーション2」に移植発売された。


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