6月30日
 今年も半分が過ぎた。「あっという間」という言葉以上に早かった。楽しむ余裕の無い半年だった。後半は、もう少しだけ気分的にゆとりを持ちたい。
6月29日
 幸運なことに、今日も電車で座れた。しかも往復。得した気分だ。仕事帰りに座れると、ホッとする。トシだろうか。
 今日は数回、短時間の大雨が降ったらしい。ところが、私はすべて逃れることができた。これもラッキーだ。しかし雨のせいで、猛烈に蒸し暑い。明日は梅雨の「中休み」。ビィビィと散歩を楽しもう。バテバテになるかも…。
6月28日
 仕事帰りに本屋さんに寄り道しようと思っていたが、予想外に遅くなったので止めた。お腹も空いていたので、真っ直ぐに帰宅。
 タイミング悪く通勤時間帯と重なってしまって、地下鉄は満員。ところが、目の前に座っていた人が降りたので、運良く座ることができた。
 阪急電車に乗り換えて「2匹目のドジョウ」を期待したが、今度は全くダメ。考えが甘かった。
6月27日
 電車に乗ると、大学生の姿が目立つ。資料片手に、必死になって暗記している様子だ。明らかに「テスト期間中」だとわかる。こんなわかりやすい構図はない。普段の講義はさぼっていても、テストは受けないわけにいかない。
 学生時代が懐かしく思い出される。あの頃は、いくらでも時間があった。
6月26日
 強烈に蒸し暑い1日。雨が降りそうで降らない曇り空。空気は目一杯湿気を含んでいる。
 「夏」が好きな私でも、今日はさすがにウンザリした。陽射しの暑さは気持ちイイが、湿気の暑さは耐え難いものがある。本当の「夏」が待ち遠しい。
6月25日
 夜道を歩いていると、前方から自転車がやって来る。暗がりに見えるその自転車の影が、どうもオカシイ。横幅がやたら広い。興味津々で近づくのを待っていた。
 数メートル先まで来て、やっと謎が解けた。自転車に2人乗りしていて、しかも後ろに乗っている人が別の自転車を担いでいた。状況から推理すると、故障した自転車を友人が迎えに行き、2人乗りして持って帰るところ、……と言う感じだ。しかし、自転車を担いで自転車に乗るというのは、かなり迫力のあるものだ。
6月24日
 ビィビィにレインコートを着せた。9年前に嫌がって着なかったのだが、今回はおとなしく着てくれた。顔つきは、迷惑そうだが……。
 ドシャ降りの雨だったが、効果絶大。ほとんど濡れずに散歩できる。フードを被ってくれないので頭は濡れるが、背中やお腹はほとんど濡れていない。こんな事なら、もっと早く着せておけばよかった。
6月23日
 ビィビィを連れて散歩していると、目の前2m位の所にフワフワと綿毛が浮かんでいた。植物の種子のようだ。タンポポにしては、少々遅いが…。ちょうど私の目の高さに浮かんでいた。
 風速と私の歩くスピードが同じだったらしく、いつまでも目の前を漂っている。目の前をフワフワと気持ち良さそうに、数十メートルもの間一緒に歩いた。こんな体験は初めてだ。
 詩人や俳人なら気の利いた言葉を思い浮かべるのだろうが、私の頭には何の表現も浮かばない。もどかしい。
6月22日
 朝から雨。1日中ずっと雨。実にうっとうしい。風も強く、イヌ小屋がビショ濡れになっていたので、ビィビィを玄関内に入れてやった。つまらない顔をしてゴロ寝している。
 早速昨日の筋肉痛がきた。肩と腕がダルイ。首筋も少し痛い。まあ、あれだけ楽しんだのだから、このくらい仕方がないか。
6月21日
 野球の試合。いよいよナイターのシーズンだ。風が涼しくて気持ち良かった。
 結果はボロ負けだったが、最高に楽しい2時間だった。人数が多かったので、交代しながらプレーできた。これなら筋肉痛は軽くて済みそうだ。
 やっぱりチームスポーツは楽しい。