ArmWrestling

実機について 1985年、任天堂から登場。
アームレスリングをモチーフとしたアクションゲームである。
日本国内ではなく、主に北米地域で販売された。
1983年に登場したボクシングゲーム「パンチアウト!!」と同型の上下2画面筐体を使用しており、
上モニターには対戦相手とプレイヤーのステータスが表示され、下モニターはメイン画面になっている。
筐体のコンパネ上の左側にパワーボタン、右側には2方向レバーが設置されている。
更に試合中の特定のシーンで、レバーを真上に引っ張る特殊入力がある。(下記参照)

5人のライバルをアームレスリングで倒して、世界アームレスリングチャンピオンを目指す。
ゲームがスタートすると対戦相手と腕を組み、レフェリーの合図で試合が開始される。
レフェリーの合図の前にレバーやボタンに触るとファールとなり、試合が仕切り直しになる。
2回ファールを出すと強制的に敗北となりゲームオーバーになる。
実際のアームレスリングのイメージで、プレイヤーはレバーの左を入力し続けて相手の腕を倒す様にする。
試合中、相手の顔が苦悶の表情に変わると反撃のチャンスとなる。
そのタイミングでレバーを右に動かすと相手は一瞬気絶し、その間にパワーボタンを連打すると
ボーナスポイントが入り攻撃力がアップする。
また、特定の相手に対してレバーを特定の方向に動かして奇襲攻撃を交わさなければならず、
この特殊攻撃が当たると即敗北になってしまう。
試合に勝つためには、1分以内に相手の腕をテーブルに倒した状態を維持する必要があり、
逆に自分の腕が倒されるか時間切れになるとゲームは終了する。
2回目と5回目の試合の勝利後、上から投げられた金袋が落ちてくるタイミングで
レバーを真上に引っ張る様に操作してキャッチするとボーナスポイントを獲得できる。
最後の対戦相手「フランク・ジュニア」を倒すと、難易度が上った2周目が始まる。
更に合計20試合に勝利した場合、大会主催者は賞金切れによる閉会を宣言し、強制的にゲームが終了する。


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