FORMULA-X(フォーミュラエックス)

実機について 1973年、中村製作所(ナムコ)から登場。
1970年に登場した「レーサー」を改良した、フィルム映像投影式のエレメカ。
当時のF1マシンを、ほぼ原寸大で模した超大型筐体が特徴。

赤い車をハンドルで操作して、幻灯機でスクリーン上に投影された楕円形のコースを走行する。
アクセルペダルを踏み込んで加速、シフトノブの切り替えで速度が変化する。
ハンドルには振動機構が組み込まれており、敵車に重なって接触した瞬間、
轟音と共にクラッシュ画像に切り替わると共に、ハンドルにも衝撃が伝わる。
スクリーン上部に表示されたFUEL(制限時間)が無くなるまでに設定スコアを超えると、もう一度ゲームをプレイ出来る。

1976年に、この作品をベースに改良・小型化したのが「フォーミュラワン」である。


【参考資料】
「遠山茂樹作品集・インタビュー前編」(発行・ゲー夢エリア51)

バンダイナムコゲームス・アーカイブサイト
「ナムコ知新-第5回-ドライブゲーム編」(https://bandainamcoent.co.jp/corporate/bnours/nours/vol27/pdf/27_10-11.pdf)


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