NIGHT DRIVER

実機について 1976年にATARIから登場したドライビングゲーム。
筐体はアップライト型と、前年に登場したドライブゲーム「ハイウェイ」とほぼ同じコクピット型がある。
ナムコの「ポールポジション」(1982年)に先駆けて、疑似3D風のグラフィックを採用した先進的なビデオゲームであるが、
プレイヤーが運転する車は実際には画面上に直接描かれておらず、プラスチック製のプレートに印刷された車のイラストを、
画面に表示された白い四角形(当たり判定)と重ねて、ハンドルの動きと連動させている。
その様な仕組みのため、実態はエレメカに近い。

筐体にはステアリングホイール・4段変速のシフトレバー、足元にはアクセルペダルがある。
プレイヤーは車を操作して、夜の道路を反射板のある路肩にぶつからないように運転する。
ゲーム開始時に3つの難易度(初心者→プロ→エキスパート)を選択する。
画面の奥から手前に白い長方形の柱が拡大表示される事で、簡素な構造ながら奥行きを表現している。
表現難易度の高いコースは急カーブも多い。プレイが進むと更に道が狭くなる。
制限時間(店舗の設定で、50秒・75秒・100秒・125秒まで設定可能)まで出来るだけ長く運転して、
特定のスコア(300ポイント)を超えると、ゲームスタート時と同じ制限時間が回復する。

【関連項目】


【参考資料】

ウィキペディア英語版
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)


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