ポパイ

実機について 1982年、任天堂から登場。
アメリカの人気コミック「POPEYE」を原作としたアクションゲーム。

8方向レバーとパンチボタンで主人公「ポパイ」を操作、ライバル「ブルート」の執拗な追跡や様々な妨害を避けながら、
画面上部に居る恋人「オリーブ」が落とすターゲットを全て集めるのが目的。
3ステージ構成。各ステージは4層構造になっており、階段を昇降したり床の隙間から飛び降りて下の段に移動も可能。
1・2ステージの一部は画面の端が繋がっており、瞬時に反対側へ移動する。
オリーブが落とすターゲットは、ステージによって形が異なる。
画面下部の水面に触れると点滅しながら警告音が鳴り、少しずつ水の中に沈む。
水中に完全に沈むとターゲットが破壊され、ポパイの残機が減ってしまう。

【ステージ1】…港町。ターゲットはハート。

【ステージ2】…夜の街。ターゲットはオリーブが奏でる楽器から出現する音符。

【ステージ3】…港に停泊している帆船。ターゲットはH・E・L・Pのアルファベット。
ターゲットを集めていくと中央の梯子が伸びていき、全て回収するとポパイが梯子を登り、オリーブと再会を果たす。
この後、難易度の上がったステージ1が開始される。

ポパイのパンチは空き瓶やドクロなどの投擲物を破壊出来るが、プルートには全く通用しない。
階段の周辺に一定間隔で移動するホウレンソウをパンチで取得すると、ポパイがパワーアップする。
原作アニメのように音楽も変わり、プルートもポパイから逃げるように移動する。
効果が持続している間は移動速度も上がり、プルートに触れるだけで吹っ飛ばす事が出来る。

パワーアップしていない状態でブルートに触れる・敵の投擲物への衝突・ターゲットの水没でミスとなり、
ポパイを一人失う。残機全て失うとゲームオーバー。

同社の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピューター」にも移植され、一部の演出が省略されているが内容は同一である。
ほぼ同時に姉妹作品として教育用ソフト「ポパイの英語遊び」も制作された。
ポパイを操作して、オリーブが落とすアルファベットを組み合わせて英単語を作る内容である。
2人対戦ではブルートも操作可能。

作品&戯言 長らく「パンチアウト!!」1機種しか無かった任天堂のアーケード筐体ミニチュアでしたが、
内容を充実させるべく、2015年5月ごろから一気に7台制作したアップライト筐体ミニチュアの一つです。

ビデオゲーム参入初期の任天堂のヒット作品の一つですが、どちらかというとファミコン版が有名かな…?
一応、地元のボウリング場にも置いてありましたが、例によって100円が勿体無いので殆どプレイせず。
上記のようにファミコン移植版と姉妹作の「英語遊び」で、兄貴と良く遊んでいました。

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