シューティングゾーン

実機について 1987年7月、セガから登場したガンシューティングゲーム。

同社の家庭用ゲーム機「セガ マークIII」をベースとしており、5種類のガンシューティングゲームが収録されている。
筐体に付属しているガンコントローラーでプレイする。
所定の料金を入れ、操作パネル上にある1〜5番のボタンを押して好みのゲームを選択し、
ガンコントローラーのトリガーを引くとゲームが開始される。

  • トラップシューティング…クレー射撃。規定数のクレーを撃ち落とす。
  • サファリハント…森の中で様々な動物を仕留める。
  • マークスマンシューティング…疑似3D風の画面で、次々と現れる人型のターゲットを撃つ。
  • シューティングギャラリー…画面内の鳥や風船を撃ち落とす。
  • ギャングスタータウン…疑似3D風の画面で、車で逃走するギャングを撃つ。
各ゲームは設定された撃破数を達成すると、難易度が上昇したステージに進む。

ゲームに制限時間が設けられており、ゲーム終了の数十秒前に操作パネル上の赤いランプが点滅して知らせる。
ゲームオーバーになっても制限時間が余っていれば、そのままプレイ中のゲームを続けるか、
操作パネル上のボタンを押して、別のゲームに切り替えてプレイを続行出来る。
更に終了ランプ点滅中、追加料金を入れると制限時間を延長する事が出来る。
(制限時間は店舗側で自由に設定可能)

収録されたゲームは別売りのソフトに任意で差し替えが可能。
後に8方向レバーと2つのボタンを追加した「シューティングゾーンII」が登場。
「アウトラン」「ファンタジーゾーン」など、ガンシューティング以外の様々なゲームにも対応する様になった。

【関連項目】
1980年前半から1990年代初頭まで、当時の家庭用ゲーム機をベースとして、
一定時間好みのゲームを遊べる業務用筐体が各メーカーから登場している。

  • パソコン学習机…1983年にセガから登場。
    同社の家庭用ゲームパソコン「SC-3000」をベースとした業務用ゲーム筐体。
    タイトル通りに、学習机に直にキーボードとモニター・コインシューターが載った様なデザインである。
    一定時間内まで10種類の好みのゲームで遊べる。
  • ソフトデスク10…1986年にコアランドテクノロジー(後のバンプレスト)から登場。
    セガの家庭用ゲーム機「SG-1000II」のゲームを10本収録した業務用ゲーム筐体。
  • PlayChoice10…1986年に任天堂から登場した海外用の業務用ゲーム筐体。
    同社の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の北米版「NES」のゲームを10本収録されている。
  • NINTENDO SUPER SYSTEM…1991年に任天堂から登場した海外用の業務用ゲーム筐体。
    同社の家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」の北米版「SNES」のゲームを3本収録されている

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