ポップンステージ

実機について 1999年9月、「ポップンミュージック」シリーズの番外編として登場。
入力装置がそれまでのボタンではなく、「ダンスダンスレボリューション」のようなフットパネルになっているが、
パネル配置は「DDR」の十字型と全く異なり、X字型に片側5枚で計10枚1セットとなっている。
1プレイモードの場合、片側のパネルを使うのではなく中央部分のパネル6枚を使用する。
基本的なゲームルールは「ポップンミュージック」と同様。
但し、譜面である「ポップ君」の流れは「DDR」と同じく、下から上へ向かって流れる。

『ダンスと同時に足で演奏もする』というアイデアは斬新だったが、筐体が「DDR」以上に大きく場所を取ることもあって設置店舗が少なく、
マイナーチェンジ版の「ポップンステージEX」も登場したがヒットとはならなかった。
なお、このゲームの使用曲・キャラクターは後の「ポップンミュージック」シリーズに引き継がれている。

代表曲…「LALALA YO-DEL」-DJ simon-(pop'n stage)

模型について 模型は1999年末頃製作。
この頃の筆者は、テンポ良く様々な筐体の製作を進めていました。
この筐体も造形は複雑ですが、当時のアーケード専門誌に特集記事があったため、あまり資料集めにも困らず、
思ったより簡単に纏められました。
フットパネル製作手順は「DDR」とほぼ同様。
ちなみに実機のフットパネルは2種類ありまして、作品のパネルは四角いデザインですが、
後の量産タイプは「ポップ君」のような丸いデザインになっています。
本体は両脇のスピーカーユニットごと箱組みにして、中央に別に組みたてたモニター部分を嵌め込みました。
筐体に描かれているマーキー(看板)は手書き。

ポップンシリーズだけでも、かなりの数になったのでちょっとジオラマ撮影をしてみました。
もしも、ポップンシリーズしか置いてないゲームセンターがあったら…

戯言 実機が登場した頃は見ているだけでしたが、数年後、近所に15分100円で遊び放題の某アミューズメント施設が出来てから、
初めてプレイしてみました。6パネルモードでも足がもつれそう…

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