さて、発作の頻度も徐々に減り、すっかり健康になったかに見えたななでしたが
薬を飲み続けることに変わりはありませんでした。
フェノバルビタールを1錠/1日。 タウリン1包/1日。 
フェノバルの副作用で、食欲は異常に増進しました。
この薬は、肝臓に副作用が出ます。でも、背に腹は変えられぬ・・・そんな感じでした。

 1年もすると、発作は全く起きなくなったので、わたしは副作用が気になりだしました。

 2004年の初夏。
知人の犬が癲癇だと聞き、薬のことを尋ねました。
すると「薬は危険だ。現在はハーブで治していて発作はほぼ起きない」と、言われました。
たまたま「猫専門」の獣医さんをみつけたわたしは思い切って「フェノバル」という薬のことを尋ねました。
その猫専門医の見解は
「フェノバルは非常に危険な薬。肝臓をやられて死んでしまう。癲癇はある日突然治ることも。
 薬を止めて様子を見るべきだ。」
「薬を止めても一生発作の起きない子もいます。」
迷いはありませんでした。
 わたしは、薬を止めてハーブでの治療に切り替えました。
こうして半年間は、何事も起こりませんでした。

 2004年大晦日。
突然、ななの発作がはじまりました。
あわてずに、猫の専門医に。セルシンという薬を処方していただきました。
ところが、発作は治まらない・・・・ひどくなるばかり・・・・
それでも、わたしは獣医を変えませんでした。セルシンの量を増やして様子をみれば、きっと治る・・・・
そう信じて疑わなかったのです。
セルシンの副作用で、異常なんて言葉では言い表せないほどの食欲に支配されたななは、2kgも太り
膝の裏には、ハゲが出来る始末。 発作も治まらない。
2ヶ月以上も経ってから、危機を感じたわたしは、元の獣医さんに。
ICUに、入ったななを見て、どれほど後悔したかしれません。
あの時は、どうかしていました・・・・・
その後、りんのことでかかったご近所の獣医さんも「猫の癲癇には、フェノバル。」
セカンドオピニオンでも、フェノバルの太鼓判を頂き(?)現在も投薬中です。
現在は フェノバル1/2錠/1日。 タウリン1包/1日。
おかげさまで、元気です。

セルシンて?・・・・坑鬱剤にも使われるお薬で、ハッピーな気持ちになるそうです。
           食欲不振の子に、食事を食べさせる為にもつかうそうです。
           食欲・・・出ますよね・・・・(^^;。