体育・マット指導

 3年の講堂で体育を教えました。
「体を育てるのが体育です。ですから、いくら技ができても、学校を休んだり、 見学したりする子は、体育ができるとはいいません。」
1時間目だったので、教室で上記のように話してから、講堂へ出発しました。

①2列、4列の集合隊形の練習。
②走る→後ろ走り→2人組で足ジャンケンおんぶ10歩→スキップ→カエルの足打 ち→横走り→2人組で足ジャンケン手押し車
③班でマット1枚用意→前転の練習
④指導1「マットの上からスタートして、マットの上で立ち上がります。」
⑤前転の練習
⑥テスト1(出席順)「合格したら、後転の練習をします。」
⑦後転の練習
⑧指導2「手をグッと後にして、手からついて回ります。」
⑨テスト2(出席逆順)「合格したら、側転の練習をします。」
⑩「マットをもう1枚とって、2枚つなげなさい。」
⑪前転・後転の連続技の練習
⑫指導3「前転の後、足をクロスにすると、後転しやすいです。」
⑬テスト3(並んだ順)「合格したら、全部のマットでいろんな技をしてから、見 学します。」
⑭班でマットを直して集合、解散。

 2人組をつくるのは、5秒以内です。1回目、5秒以内でできませんでした。
「全員、講堂一周。」
2回目も、できなかったので、また全員に講堂一周走らせます。
 3回目からは、5秒以内で2人組作れるようになりました。
「近くの人の誰とでもいいから、サッと二人組を作るのです。」
 次回は、3秒以内にしようと思います。
 技の指導の時は、子どもを指名して見本をさせながら教えました。
 テストは、最終的に、全員合格させます。
 きちんと回れていない子も、「なんとか合格」「とりあえず合格」「おまけで合格」と言って、とにかく合格させます。今回1回の指導で、全員が完全にできるようにしようとはしません。
 うまく回ってる子には、「合格、きれい。」「合格、うまい。」とか、一言添えたりもします。
 技の指導以外でも、何度か子どもを集合させ注意をしました。これが重要です。
「技をする以外は、マットを歩いたり、またいだりしてはいけません。」
「前の子がマットがいなくなってから、次の人がやります。」

(2007.5.17)