接続語の学習

『新しい国語 四下』(東京書籍)の「文と文をつなぐ言葉の働きを考えよう」の学習をします。接続語の学習ですから、むしろ物語や説明文よりも重要な単元といえるかもしれません。
 教科書では、次の3つの文が紹介されてます。

①スイッチを入れた。だから、照明がついた。
②雪がふった。しかし、積もらなかった。
③みかんはおいしい。それに、えいようもある。

 接続語には、七つの種類があります。①が順接、②が逆接、③が添加です。
 あと4種類を教えてもいいのです。でも、多く教えることで定着率が下がる可能性が高いです。むしろ、順接と逆接だけでいいのかもしれません。
 伴一孝『小学校の「国語読解問題」を9つのコツで完全攻略』(PHP)の記述では、順接・逆接・添加の説明を次のように書いています。

順接…前の話が理由や原因になり、あとの話がその結果になります。
逆接…前の話の流れとは逆のこと、くいちがっていることを、あとの話に導きます。
添加…前のことがらに、あとのことがらを付け加えます。

 ①の文は、照明がついた理由や原因が「スイッチを入れた」ことなります。
 ②は、雪がふれば、積もるのに、積もらなかったのでくいちがってるのです。

(2013.12.1)