図形問題は追加問題が必要

 前回の算数は、三角形の内角の和が180°であることを教えてから、2つの角が分かっている問題を数問出して、解かせました。
 今日は、私の方で三角形を描き、2つの角の角度も書き込み、残りの角の角度を導き出す問題を出しました。180°-(60°+30°)となるような問題です。
 次に、教科書の二等辺三角形の問題を教え、解かせました。
 二等辺三角形は、2つの辺の長さが同じであり、2つの角も同じであることを確認し、180°-50°=130° 130°÷2=65°のやり方を教えました。
 教科書は、この問題1問で終わってます。これでは解けるようになりません。
 そこで、私が3問の図形問題を出しました。

 ①②は、同じ解き方の問題。③は、同じ角の角度が1つ分かってる問題です。
 ③だけは、180°-40°×2というような式になります。

  こんな風に、1つのタイプの問題に対して、教科書とは別に3問ぐらい私から出して、解かせています。
 図形問題は、スペースの関係もあるのでしょうが、練習問題が少なすぎます。 やはり、同じタイプの問題をくり返しやらないと、子どもは、そのタイプの問題を解けるようにはならないのです。
 それゆえ、図形は、なかなかサクサク進みません。

(2012.5.21)