てこ・第1時

 明日から3学期の理科授業開始です。まずは6年生「てこの規則性」です。
 理科室は寒いので、1時間教室で1時間理科室でできるように考えます。

1)「重いものを楽に持ち上げるにはどうすればいいか。」と板書。
2)10kgのおもり(備品)を提示し、何人かに持たせる。
3)「今、持った人は、10kgのおもりを10kgの力で持ちました。」
4)「例えば、10kgのおもりを5kgぐらいの力で持つには、どうすればいいでしょうか。文でも絵でもいいので、その方法をノートに書きましょう。」
5)文の子は口頭発表、絵の子は板書して発表させていく。
6)学校のてこ実験器具を使って、どうすれば楽に持ち上げられるかを考えさせながら、実験していく。
7)教科書の右の絵をノートに写させ、「このとき、棒をてことして使った。」を板書し、写させる。
8)てこを使った道具として釘抜きも紹介する。

 なんで「てこ」は「てこ」というのかをネットで調べてみました。
 昔、手助けする者のことを「梃子」といったそうです。「梃」の訓読みが「つえ」と「てこ」になってます。「梃」の音読みは「テイ」や「チョウ」で、銃や槍などの細長い物や、駕籠や人力車などの乗り物を数える時に使うようです。

(2015.1.7)