シャープペンシルの芯に電流を

 電源装置と電流計とコイルとスイッチの絵を板書して、線のつなぎ方を考えさせました。
 次に、実際に、線をつなぎました。(演示実験)
 すると、コイルが熱くなっています。
「電流を流すとコイルは熱くなる」と、板書。
 あまり、興味はないようです。
 次に、コイルの代わりに、シャープペンシルの芯をつなげて、電流を流してみました。(森竹氏のホームページに載っていた実験です。)
 すると、シャープペンシルの芯は、赤く発熱し出したのです。
 そのとたん、男の子が7,8人、前へ群がってくるのでした。
 興味をもつのはいいことですが、後ろにいる人のことを考えないのは困ったものです。
 シャープペンシルの芯を発熱させてると、それに鉛筆をおしつけてジュッとやったり、紙をつけて火をつけたり、危ないことを次々にやりにきます。
(熱があるという証明にはなるのですが。)
 鉛筆の芯でもやってみよう、ということになり、Hくんは鉛筆をカッターで削って、早速芯だけにしました。その行動力は、たいしたものです。

(2001.2.13)