「新しい友達」感想と主題

 石井睦美作「新しい友達」(『5年国語上』光村)を範読した後、「感想」と「石井さんの言いたかったこと」をノートに書かせました。

〔感想〕
 まりちゃんが遠くに行く前にクロッカスの球根をわたしてそれをうめて花がさいてそして一度かれてまたさいてのくり返しでそれは友達といっしょだと思った。そのわけは引っこししてしまった友達がまた帰ってきてそうしたら少し新しい友達ぽくてのくりかえしだから。
〔石井さんの言いたかったこと〕
 友達と自分の関係ときずな。なぜかというと友達と自分のちがいは必ずあるしきずなもある。そしてはなれていてもずっと友達だと思えるというのはきずなだから。   

〔感想〕まりちゃんとわたしはバラバラになってしまい、とても、悲しそうでした。まりちゃんはお父さんの都合でロンドンまで行かなければならなくなったからです。その時にわたしは、クロッカスと言う球根をまりちゃんにあげました。なぜ、あげたかがわたしは、分かったような気がしました。それは、クロッカスという言う球根をあげたらその二人ははなれていてもいっしょと思う気持ちがなくならないからと思いました。だからこの話はいい話と思いました。
〔石井さんの言いたかったこと〕
 作者(石井さん)の言いたかったことは、転校したり、どこか遠くへ行っても、その行ってしまった人のことをわすれずに、ずっと友達です。と言うこと言いたかったのかとわたしは、思いました。だから、転校したり、遠くへ行ったりすることはとても悲しいことなんだなぁ~と言うことが分かりました。

〔感想〕
 なんだか友達のきずなみたいなかんじだった。やっぱり友達っていいなと思った。でも引っこししてまたかえってくるなんてめったにないことだと思った。なんかひろは、まりちゃんがいったあと悲しそうだったけど、かえってきたらものすごい元気だった。やっぱり友達とわかれるとさびしいもんだなぁ~。
〔石井さんの言いたかったこと〕
 石井さんはやっぱり友達かんけいでいっているのかな?ぼくの予想はきずなで友達はむすびあっているということ。だとぼくは思います。

 まあまあ書けてる3人の子の感想と作者の言いたかったことを紹介しました。
 私自身が作者の言いたかったことを書けないと話になりませんので、今、書いてみます。
「人は、自分と関わる人に、一定のイメージを抱いている。それは偏見に近いところもあり、人は日々成長し変化していることを忘れている。人の変化をも受け入れながら、人と付き合っていく必要がある。」

(2009.4.17)