班決めは見合い結婚

 今日、学力研の学級づくり講座がありました。
 久保先生のお話の中で、「班決めは見合い結婚だ」というのが、なるほどと思いました。
 エーリヒ・フロムは、中世までは親同士が決めるか、見合いによって結婚が成立していたと言っています。
 束縛された関係から出発していたのです。
 一方、現代は自由恋愛を経てから結婚をしているのが、ほとんどです。それゆえに、家庭を作ってから二人の関係を深めていくやり方を知らずに、関係が破綻し、離婚につながることも多いのです。
 そう、班決めは好きな者同士が組むのではなく、くじ決めや先生が決めるなどの方法で決まります。見合い結婚に似てるのです。束縛された関係から、子どもたちは人とのつき合い方を学んでいくのです。
 それゆえ、班で協力して成果を出させるのではなく、班の仲間がお互いに気を遣って、良好な関係を作っていくことが大切なのです。久保先生流でいえば、「愛を教えるために班活動がある」のです。
 班で協力させ成果を求めるのは工場主としての発想であり、教師であるならば、成果よりも関係性の向上に重点を置かないといけないのです。
 愛ある班作りをしてきたのなら、学級が荒れる方向には行きづらいのです。

(2015.5.16)