五感に訴える授業を

 はやし例会の後の二次会で、ショプアのグラスに焼酎のお湯割りを入れてみました。
 グラスをさわっても、熱さをほとんど感じません。
 熱伝導率が低いのは、確かのようです。
 この熱伝導率は、実際に触って比べることができます。
 鉄の容器に入れたお湯と、ガラスのコップに入れたお湯と、ショプアに入れたお湯を比べることで、その材質の違いを肌で感じることができます。
 きっと、それはエピソード記憶になるはずです。
 PowerPointで、画像や映像を効果的に使ったとしても、数日も経てば、そのことをほぼ忘れています。
 視覚と聴覚しか使ってないからでしょう。
 でも、実物を直接触ることは、視覚・聴覚に加えて触覚もプラスされます。
 さらに食べてみたりすれば、味覚もプラスされるわけです。
 また、通常の授業ではなされないようなことであれば、特に、強く記憶に残っていきます。
 いかに、教えたいことを五感に訴えるかは、考えていく必要がありそうです。
 ショプアのグラスでビールを飲みました。冷たさは伝わる方がいいようです。

(2015.9.27)