「や、あ、あ・・・!」

許容以上の刺激にツナは腰を引こうとするが、
獄寺の大きな手がツナのおしりを押さえてそれを許さない。
長い舌は簡単にツナのペニスを一回りし、
ペニスに舌を巻き付けたままゆっくりと口の中から引き出したりくわえ込まれたりを繰り返すと、
ぬるぬるとしたやわらかいものにペニス全体を擦られて、
ツナのものはびくびくと震えながら先走りを漏らしていく。
それを啜るように舐め取られると、ツナはまた大量の先走りを漏らしてしまう。
それがおしっこをしている感覚に似ていて、だめだ、止めなきゃと思っていても、
背徳感に背中を震わせてますます先走りを漏らしてしまうのだ。

「ごくでらく、も・・・ぜんぶでちゃうよ・・・!」

ひくひくとおなかが痙攣する。
獄寺の口の中では出しちゃだめだ、口を離して欲しいと思うのに、獄寺はツナのペニスを離してくれない。
おなかに力を入れて我慢をしても、射精を促すように吸われるともうだめだった。
ちゅう、と音が鳴るくらいにきつく吸われて、ツナは我慢できずに吐き出してしまう。

「や、あっ、ああ―――っ!」

高い鳴き声を上げて体中をびくびくと震わせる。
せきを切ったように精液があふれ出し、獄寺はそれを一滴残らず口の中に収めた。
ごくり、と音を立てて精液を飲み下す。
そののどの動きに、咥えられたままのツナのものは敏感に反応した。
口の中からゆっくりとペニスを引き出して、顔を体ごと少し上に移動させる。
ツナのペニスはツナと獄寺の体に挟まれてまた悲鳴をあげる。
刺激から解放されたばかりで敏感になっているそれは
移動の際に擦れただけでびくびくと跳ねて雫をこぼし、ツナと獄寺の体を汚した。

(たべたい)

口の中に含んだツナの精液の味に、ふりまかれるツナのにおいに、
獄寺の中の欲望が急速に膨れ上がっていく。
ツナのおしりの真ん中で、アナルが刺激を待ちわびてひくひくしている。
誘われるようにおしりに手をかけると、それだけでびくりと大げさな反応を返してくれる。
小さくすぼまったそこに指を1本触れさせてみると、その指を貪欲に誘い込もうと動く。
その動きに獄寺は舌なめずりをした。

「ん、あぁ・・・」

浅く差し込んだ指をぐるりと回して具合を確かめると、
指を引き抜き、精液とつばに濡れた舌を押し当てた。
ぬちゅり、と舌は抵抗もなくツナの中に入り込む。
浅いところを抜き差しし、ゆっくりと内側を濡らしていく。

ツナは内側を舐められるたびに体を震わせ、獄寺の上で身をよじらせた。
ぺちゃ、ぺちゃ、と音を立てて舌は奥へと進んでいく。
少し進んで内側をくまなく濡らし、また進む。
そのじれったいくらいのゆっくりとした動きにツナのおしりは無意識に揺れた。

アナルを刺激されているうちにツナのペニスは元気を取り戻し、
しっぽもぴんと上を向いて立ち上がっている。
おしりを掴んでいた手を伸ばしてしっぽをきゅっと握ってやると、
途端にツナは体の力が抜けた。

「あ、あん・・・っ!」

ぴくんぴくんとおしりを震わせながら、気持ちよさそうに声を上げる。
獄寺はツナのしっぽをやわやわと揉みながら、舌をどんどん奥へと差し込む。
ツナのおいしそうなにおいで獄寺の口からあふれるつばは止まらず、
獄寺の口の周りもツナのおしりも、べちゃべちゃになっていた。
もちろん舌もぬるぬるで、舌を抜き差しすれば辺りに大きな水音が響いた。

舌を伸ばして奥の奥まで舐められて、
ツナはまた精液を漏らしてしまいそうなほど気持ちよくなってしまう。
恥ずかしくて気持ちよくて、ツナはぎゅっと目をつぶる。
一緒に後ろにも力を入れてしまい、余計に獄寺の舌を感じてしまった。
にゅる、とやわらかくぬめった感触。
生あたたかいそれが意志を持って穴の中を動き回ると、ツナは体中から力が抜けてしまう。
体重をぜんぶ獄寺に預けて、はぁはぁと荒い息を漏らす。

「・・・っあ、あ・・・はっ・・・」

ツナと獄寺の体の間に挟まれたものは、アナルへの刺激ですっかり硬くなっていた。
先っぽはぬるぬるになっていて、限界が近いことを知らせている。
獄寺はそれを肌で感じながら、舌をさらに動かしていく。

「や、ぁ・・・あっ・・・!」

舌をゆっくり引き抜き、また押し入れる。
それを何度も繰り返し、舐めて滑りをよくした中の具合を確かめた。
はじめに舌を入れた時もあまり抵抗がなかったが、
今ではもうすっかりとろとろで、舌の動きをさえぎるものは何もなかった。
ツナの中はひくひくと痙攣して舌を締め付けてくるけれど、
中を行き来する舌はぬるりと滑ってその締め付けをものともしない。

「あああ・・・」

ずずず、と舌を引き出すと、それに反応してびくびく震える。
長い間舌で溶かされていたそこは、木漏れ日を反射してぬらぬらと光っている。
ひくひくと収縮を繰り返すそこを眺めながら、獄寺は自分の指をしっかりと舐めた。
ツナの体から振りまかれるにおいが強い。
そのにおいに刺激されてつばがあふれ、獄寺の指はすぐにどろどろになった。
刺激から解放されて深呼吸をしているそこに、ぴたりと指を押し当てる。

「ぁ・・・あぁーーー!」

ぬぷん、と音を立てて、アナルは指を飲み込んでいく。
丹念にほぐされたそこは、獄寺の指を2本一気に飲み込んだ。

「あ、あ、あ・・・!」

舌と違って硬い指に中を擦られ、ツナはその強い刺激に身悶えた。
びくびくと無意識に逃げ出してしまうツナの体を、足を掴んで固定する。
そうやって動けなくしてから、ゆっくりと指を動かした。
ぬるぬるにほぐされたそこは、やわらかく獄寺の指を包み込んだ。
舌よりも大きく動くそれを締め付けてくる内壁にうっとりしながら、
獄寺は思うままに中を探っていく。

「や、あ・・・あ、んっ・・・!」

2本の指をばらばらに動かし、十分にほぐれているそこをさらに広げる。
指を中でぐるぐると回したり、2本の指を別々の方向に広げてみたり、好きなように動かした。
満足するまでツナの鳴き声を聞いてから、
獄寺の指は、ひとつの場所を集中して探りはじめる。
つばにまみれたツナの中は、ぬるりとぬめって硬い指を滑らせた。

「っ、ァ・・・!」

一番気持ちいいところを硬い指でぬるりと突かれて、ツナはひときわ大きく声を上げる。
その声に獄寺の欲求は膨れ上がる一方で、思わず力を入れてそこを何度もえぐってしまう。

「あ、あっ、あ―――っ!!」

びくん、と大きく体を震わせて、ツナは我慢できずに達してしまう。
ツナのものは2人の体に挟まれて、窮屈そうに震えながら精液を吐き出す。
びちゃ、と体の間が濡れて、ツナはとても恥ずかしい気持ちになった。
獄寺は自分の体にかけられたツナのにおいに我慢できないくらい興奮する。
びくんびくん、とツナの体の震えは収まらず、指を引き抜く感覚にも背中を震わせた。
獄寺は我慢できなくなって、そうっとツナの下から抜け出る。
支えのなくなったツナの体は、とさり、と草の上に崩れ落ちる。
獄寺はツナの震えるしっぽとぱくぱく口を開けたり閉じたりするアナルを見下ろして、ぺろりと自分の唇を舐めた。

「ツナヨシさん・・・オレの、食べてください・・・」

獄寺はぱんぱんに張り詰めた自分のペニスをツナのアナルへと触れさせた。
ツナのそこは獄寺の侵入を求めて、あてがわれたそれに吸い付くようにうごめく。

「ぁ・・・食べ・・・させ、て・・・!」

腕をぺたりと地面につけて、足を広げて腰を高く上げながら言われるその言葉を聞いて、
獄寺はツナに遠慮することなく勢いをつけて自身を押し込んだ。

「あっ、あ―――ッ!!」
「・・・っ」

ぬぷぷ・・・と音を立てながら、獄寺のものは飲み込まれていく。
熱く絡みつくツナの肉に、獄寺の体温は急激に上がる。
気を抜いたらすぐにでも熱を吐き出してしまいそうなほど気持ちがいい。
ツナの様子を見てみると、体を痙攣させて気持ちよさそうにしている。
それを確認すると、獄寺は歯を食いしばって腰を引き、
ずるりとペニスを途中まで引き抜いた。
体から抜けていくペニスを逃がさないように、ツナの肉はきゅうう、とやわらかく獄寺に絡みつく。
獄寺はその肉を絡ませたまま、またペニスを奥まで押し入れた。

「っ、んっ・・・ッ・・・!」

何度もゆっくりとした抜き差しを繰り返し、そのたびにツナが甘い声を上げる。
それを聞きながら、獄寺はだんだんと抜き差しを速めていった。
獄寺の舌でしっかりと濡らされたツナの内側を、
ツナの舌でたくさん舐められた獄寺のペニスがかき混ぜる。
そのたびにぐちゅぐちゅと大きな音が響いた。

「あ・・・っ、ァ、やぁ・・・!」


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