2月28日(火) ヅカばら
朝海ひかる(オスカル)と舞風りら(ロザリー)
 じゅんちゃんと、念願の宝塚歌劇ベルサイユのばらを観てきた。平日にも関わらず満員御礼。わたしたちは一番安い3階の後方の席だった。
 うーん、感動と爆笑が紙一重だった。原作ファンとしてはすごく複雑。愛しいアンドレが死んでもなおフランスのために必死に戦うオスカル…そこをもっとシリアスに描いて欲しかったのに、全員で軽快にステップ踏んでるんだもん…。あのクライマックスはなんか残念だった。あとペガサス…。もうちょっといいのできるでしょう。よかったのは、舞風りら。歌もうまくてロザリーにぴったりな感じだった。アニメのロザリーにも声が似てたし。あとは「愛あればこそ」が生で聴けてよかった。レビューも楽しかったし、一応満足はしてる。けど、涼風真世がオスカルだったときみたいに、もっと激しく揺さぶりかけてきてほしかったなというのが正直な感想です。

2月24日(金) 女子フィギュア
 いつもより30分早く起きて、安藤美姫から後のすべての演技を観た。いやはやすごい展開だった。安藤はまあだいたい予想どおりだったけど、それでも4回転にトライしたからよかったよ。「した後悔より、しなかった後悔のほうが…」ってやつね。荒川静香はしなやかだった。あの大舞台でノーミスってのがどれだけ大変か、コーエンとスルツカヤのときに思い知ったし。村主章枝もよかった。本番に強いっていいね。とりあえずスルツカヤが金取れなくて残念だったけど、もう結果はどうでもいい。いい演技が観たかっただけ。次は浅田真央と中野友加里たちの元気な演技が観たい。

2月21日(火) まもなく28歳
プレゼント
 泰子から誕生日のプレゼントをもらった。花とワイングラスと猫のモビール。ありがとう!花はもちろん泰子作。和風アレンジメントということで菊とピンポンマムが使われている。包んである葉っぱもかわいい。泰子が厳選した花なので微妙な色合いがおしゃれでとてもきれい。センスが光ってる。 で、帰ってからさっそくもらったワイングラスでボルドーをいただく。うん、やっぱ膨らみが大きいバルーン形は雰囲気出ていいね。香りもふんわりあがってくる。 猫のモビールはデンマークのフレンステッドモビール社製のもの。こんなかわいいニャンコたちが頭上をくるくるまわってるなんて、猫好きのわたしにはたまらない。それにしても北欧のデザインってほんとうにスタイリッシュでステキ。機能的なのにシンプルなものが多いしね。でもインテリアもこだわりだしたらキリが無いね。わたしも本当はジャパネスクスタイルな部屋にしたかったのに、いまやもうマンガ喫茶化してて、インテリアどころじゃないデス。

2月14日(火) トリノオリンピック
痛そう…
 朝食時、トリノ冬季五輪のフィギュア(ペア)を見ていた。ちょうど最後の中国人ペアが始まるところだった。金メダル候補ということで、現在1位のロシアぺアを超えることができるか、だれもが興奮して見守っていただろう。曲が流れ堂々と演技を始めたかと思うと、思わず「あっ!」。1発目のジャンプで、女性が着地に失敗して転倒してしまった。女性は続けようと立ち上がるが、足を痛めたのか、うまく滑れない。男性が女性のもとへ近寄り声をかける。音楽も止まり、ペアはいったんジャッジやコーチのほうに行き、一時会場は騒然となった。わたしは、「かわいそうだけど当然もう終わりだろうな」と思っていたが、しばらく話し合っていたペアがまたリンクへ戻り、すべりだした。え、続けるの?とわたしはとても驚いた。曲はちょうど転倒して止まったときからのスタートとなったが、3分?ほどの中断のあと、ペアは残りの演技をすべてやってのけた。終わった瞬間、観客はスタンディングオベーションだったようだ。そして、結果を見て、またビックリ!さすがに1位のロシアペアを超えることはできなかったが、2位に入ったのだ。解説者いわく、「いつものダイナミックさは無かったが、あきらめなかった強い精神力と、中断のあとも難易度の高い技をやりとげていたから」だそう。ちょっと朝から感動した。
 それはそうとミシェル・クワンが欠場とか。彼女のこと好きなので非常に残念です。それをなんかの番組で、恵(ホンジャマカ)が「ま、ライバルは少しでもいないほうが、日本勢にメダルの確率が…」みたいなことを言ってたけど、セコすぎ!ああいう競技は、みんなのいい演技が見たいんですよ。恵のケツの穴の小ささを見たね。

2月12日(日) 千里走単騎
単騎、千里を走る
 チャン・イーモウの「単騎、千里を走る」を観てきた。チャン・イーモウらしい映画だった。途中までダラダラやるけど最後にガツーンとでかい感動がくる、みたいな。それにしても彼の映画でキャストに抜擢される子どもは毎回ほんとうにすばらしい。みんなありのままの姿のように堂々と演技してる。素人だから逆にいいのかな。日本にこんな素朴な役ができる子っているのかな。最近妙に演技がうまい子役がいるけど、いったいどこで身につけたんだろう。ちょっと怖い。それはそうと、わたしはやっぱり高倉健の台詞回しと間が苦手だ。「健さんはそこにいるという存在感だけで人を魅了できるでしょ」と言う人が多いけど、わたしにはその魅力がわからない。ところで、「単騎、千里を走る」というのは、仮面劇に出てくる歌の名前なんですね。知らなかった。舞台は雲南省、麗江や玉龍雪山の近辺の高地の村。風光明媚な景色がさらにストーリーを盛り上げる。ほんとはこの春みんなで行く候補地でもあったけど、結局今回は別のところに行くことになった。でもまたいつか絶対行きたい。

2月10日(金) フリーター 自由も底を 尽きてきた (リーマン川柳)
 即興にしてはなかなかいい塩梅に川柳ができた。そう、いまわたしは迷っている。今日ついにじゅんちゃんが退職を申し出た(ガーン)。わたしもそろそろ身の振りを考えなければ。なにがしたい?なにができる?いろいろ試行錯誤してみるけど、一行にまとまらない。学生時代、みんなが神経けずって就活してる間、のほほんと楽してきた報いがいまになって真実味を帯びてきた。あははー。ま、そのおかげでステキなひとたちにいっぱい出会えたから、全然いいけどね。
 とりあえずショップは辞めたい。次は京都で働きたいと思ってるけど、なかなか京都に通うのも楽じゃない。ってことで、職が決まってもないのに、賃貸情報なんかを見ているあたりからしてアホですね。でもこういうの見るのって楽しい。絶対ゆずれない希望条件は、エアコン完備、ケーブルTV、ガスコンロ(オール電化なんてクソ食らえ!)、バストイレが別、洗濯機が置ける、くらいかな。で三味線の練習のため防音設備があればなおいい。あと一人暮らしするなら絶対猫を飼う。ロシアンブルーのオスで名前はエド!!とまあ、夢は広がるばかりです。ていうかそもそも実家で猫飼っていいならわざわざ家出ることもないな。…という具合で、さっきから職とは関係ないところで順繰り順繰りしてる。ふー。ちゃんと考えよ。

2月9日(木) 関西フィル@中之島中央公会堂
関西フィル@中之島公会堂
 中之島中央公会堂での関西フィルハーモニー管弦楽団「古典の神髄」に行ってきた。公会堂はEgo-Wrappin'のライブにもすごくよく合ってて趣があったけど、こういうクラシックにもおあつらえ向きだなと思った。もちろん音響の点では一般のコンサートホールには劣るかもしれないけど、ルネサンス様式の雰囲気の中で味わう古典派は格別だ。曲目はモーツァルト「魔笛」、プロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第2番」、そしてベートーヴェン「交響曲第7番」。中でも7番はいままで聴いた中で一番というくらいすばらしかった。関西フィルは弦がすごい。第2楽章のピアニッシモの部分の旋律がめちゃくちゃ美しかった。ホルンの荒々しさが気になったけど、あとは最高だった。アンコールのグリーグにもうっとりした。目を閉じると耳が集中するからか、音がさらに心に響いてくる気がした。指揮者の藤岡氏の人柄もステキだった。終演後、満たされた気分で中之島の川沿いを歩いて梅田に向かった。中之島の夜ってほんとうにきれいで好き。

2月8日(水) パリところどころ
パリところどころ
 今日やっと「パリところどころ」@KAVCを観に行けた。ヌーヴェル・バーグを代表する6人の監督によるオムニバス映画で、ベーシックなフランス映画という感じ。なにげない日常をシニカルかつユーモラスに描いていて、パリが身近に感じられた。6つの作品のうちわたしは「サンド二街」と「北駅」が好き。会話がおもしろい。
 帰ったら「空飛ぶグータン」やってて、石原さとみが出てた。ていうか前から言ってるけど、石原さとみはほんとうにどんどん好色が増してくる。18歳?おそろしすぎる。それにしても叶恭子の「キスキスバ〜イ」は名言でした。

2月2日(木) タイランド
 同僚のじゅんちゃん、せーこちゃんとバンコクに行ってきた。つかの間の休息だったけど、5回目にして初めてのこと(右写真など)もいろいろ体験できて楽しかった。明日からまた仕事だー。

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