UP Date '05.7.5
<横桁の取付>(6月29日)
ギボシの浅いのが気になる。雫が回り込んでくるのではないか、気休めでも、銅釘を最後まで打ち込まず浮かした。
<梁(垂木)の加工と取付>(6月30日〜7月3日)
残る工事は方杖とステップだけ。デッキ材を発注した際に床板の1割(2枚)を予備としたのがあるので、それを
使ってステップを作る予定。簡単な図面を画こう。
天気の週間予報では雨が続きそうなので、家に帰って出直すことにする。
<方杖(ほおづえ)とステップの取付工事>(7月8日〜7月14日)
7月12日 前日は終日雨、今朝は9時ごろに雨が上がる、柱を60角の檜の端材をボルトを使って母屋に
固定する。
7月14日 昨夜からステップの図面を描く。予備として購入しておいたレッドシダーの2x6材を有効に
使う為に、形状、取付要領、の検討に時間がかかったが、昼前に工事開始。たかがステップと思っていたが
やはり時間を掛けて図面化したおかげでスムーズ工事が進み、基礎のブロックも雨水が流れて来ても濡れない
地面から丁度よい高さに設置出来た。最後に砕石を敷いてステップが完成しました。
6月から基礎工事をはじめて1ヵ月半、前半は空梅雨の暑い日が続き、汗をいっぱいかいたが工事は進み、床が
出来た。パーゴラ作りの頃からから梅雨空になり雨とにらみ合いながら工事を進めた。ステップが出来たいま
梅雨明け宣言はまだだが、本格的な夏空がきた。
1週間ぶりに現場に戻る。横桁は前回最終日に寸法加工と塗装は終わっていた。今回は取付のみ。開始早々
設計変更、母屋側の横桁は柱の母屋と反対の位置で図面化していたが母屋側にする方がテント等の収納スペース
が少しでも増すと思いついた、しかしそうすることで弊害も出てきた、一つはヒサシと横桁の隙間が図面上29ミリ
有ったのが無くなった、さらに柱の頂部の切り口にかぶせるアルミ缶で作ったギボシのかぶせ代を30ミリ取って
いたのが無くなった、その対策として横桁にはまる梁の切り欠きを50ミリから70ミリにし、ギボシのかぶせ代を
15ミリにし、ヒサシと横桁の隙間を15ミリに変更することになった、1箇所変更してもその影響は大きい。
出足でつまずいてしまった。
方向が決まったので横桁(14ft)の取付をする。脚立2台の間にWRCの残材を渡してその上で作業した。
パーゴラの梁に前後で150ミリの傾斜をつけた。(CADで計算させたら約3度45分)。
理由は曖昧である、主には水勾配、将来、波板を貼るにしろ、日除け、雨除けのテントを設けるにしろ、
勾配は付けておいたほうが良いと判断した。
だが角度が有るのと無いのでは加工の仕方が全く違ってくる。まず7枚の梁を図面寸法で切りそろえて
7枚を一括してクランプする、電動丸鋸の刃を約3度45分にセットする、試しに別の試料を加工してみて角度定規
で確認する。OKになったところで梁の切り欠き位置をスミ出しし定規をセットして電動丸鋸で切り込む。
同様にして前後4箇所を切り込む。
残念ながら丸鋸の刃の出代はMAX60ミリ、切り欠の深さは70ミリ。(角度があるため一方は72.3ミリ、
細かい話で申し訳ない)。
だが実際の加工するまでに約3度45分という角度のとる方向が正しいのか間違っているのか、錯覚をしてないか
何度もシュミレーションをした。この光景を他人が見ていたら、ナニやってんのと思うだろうなと苦笑する。
これも相談、確認する相手の無い一人作業の一面があった。もしも失敗したら7枚共オシャカになり大変になる。
60ミリと70ミリの差は鋸で切ったあとノミで仕上げた。暑い日で汗が目に入って仕事がはかどらない、最後の
3枚は直射日光を避ける為、屋内に持ち込んで切り込み加工をした。
その後再び屋外に出て梁の先端部の斜め
加工をした。塗装に入る頃から雷鳴がして雨、ブルーシートを掛けて待機、やみ間を見て塗装に入るとまた雨、
しばらく様子を見ていたが本日はここまでとする。
7月1日は終日雨。2日夕方、雨のやみ間を捕まえて、7枚の梁の塗装を終えてブルーシートを掛ける。
7月3日。夜半からの雨が朝に止んだので床は濡れていたが脚立2台を出して作業開始。切り欠きが揃っていたので
取付工事は順調に進み昼前に完了する。
7月8日 前日に現場入り。天気悪い、外側の柱2本にトリマーとノミを使って掘りこみをして方杖を前面側に
2本取付ける。<右側の写真は前面側の方杖を3/8吋の羽子板ボルトで引っ張っているが弱々しく迫力不足。
せめて1/2吋はほしかった。>
翌日も雨の止み間を捕まえて前面側の柱にに方杖2本取付ける。これで前面側は完了。次は母屋側。
7月10日 天気はナキナキ持ってくれた、母屋側の柱に掘り込みをして方杖を取り付ける、方杖と横桁とは
全て1/2吋のボルトで固定した。これで方杖の取り付けは完了。しかし柱に筋交いが無いので手で押すと揺れる。
7月13日
これで母屋側の柱は揺れなくなったが、前面側の柱はまだ少し揺れる。仕方が無いので気休めになると思うが、予定
外の火打梁を4コーナーに取付けることにする。<レッドシダーの2x4材が無くなったので
2本だけSPF材を使う>
確実に固定するには床までの筋交いを入れるしかないと思います。
ウッドデッキの外観は出来たが、まだ日除け、雨除け、テーブル・椅子、上履き入れ、等々が未解決、
暑い日が続くので、当面は応急処置でやって行きたいと思っています。
’06年10月11日 1年3ケ月ぶりにパーゴラにポリカの波板を貼る工事をする。
12日から作業開始。パーゴラの垂木は工法が未定で固定してなかったので等ピッチで
10月13日 腰に釘袋を着けて脚立からパーゴラの上に上がる、久しぶりに大工さん気分になる。
桟木の固定が終わり、波板の取付にかかる。波板には裏表があり、波は山(谷)から始まって
雨の度にテーブルやイスを出し入れするわずらわしさに堪りかねて、波板に不満
の声を押し切って工事を始める。コストと施工のしやすさで腹は決まっていました。
近くのホームセンターで波板(10尺)8枚と桟木(3m)12本と塗料を買って
センターの軽トラを貸してもらって工房まで運ぶ。費用は21、780円なり。
ネジ止めする。つぎに桟木は1本では短いので繋ぐために片端に合い欠き加工をする。
桟木の長さを求める為に、実際に波板3枚を2山重ねで並べて、計算値と実測値が違わ
ないことを確認して、桟木の長さを決めた。簡単に思えることでも経験がないため時間が
かかった。規定の長さに余裕を取って切断後に塗装をする。時間が有ったので、塗装の
乾いた桟木をパーゴラの上に揚げて高所での取付の練習をする。
でも以前のように垂木の上には怖くて立てない、バランスが悪くなっています。上から見る廻りの
景色は普段と違って新鮮な感じで仕事の手が止まる。インパクトドライバーで桟木を固定していく。
谷(山)で終わるので、どちらから始めたらよいか、重ね方もどちらを上にするかも考える必要が
あり、馴れた人にはなんでもないことでも、たまにやると簡単そうに思うが悩むこともあります。
工事期間 ’07年5月3〜4日(各半日づつ)
デッキ本体(’05.6)。パーゴラ(’05.7)。雨対策の波板工事(’06.10)。ときて最後の日除け工事をする。
昨年の夏はパーゴラの上によしづを広げていましたが、強風で傷んだのと、部屋が暗くなるので取り払って
いましたが、初夏の日差しも強くなってきたのと、波板の工事が済んだのでいよいよデッキの仕上の日除けの
工事をします。
1)日除けはホームセンターで購入できる天津スダレにします。これからシーズンを迎えるので種類も多くなるし
安価。波板の下に取り付けるので水濡れによる劣化が少ない。
2)取り付け方法は、巻き取り式、伸縮式を考えたが簡単?な伸縮式として、冬季に陽光が欲しい時は縮めて置く。
以上を念頭にホームセンターに行く。スダレはワイド&ロング(178x220)を2枚、カーテン用フック(小)
、針金、吊環を購入する(〆¥2.553)。針金の張力を増すためのターンバックルは家にあったものを使う。