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大阪湾と播磨灘、プレジャーボートで海釣り堪能
GALAXYU
イイダコ
明石沖
抱卵のイイダコ最高!!
アジロ紹介
タックル紹介
小型両軸リール
PEライン:〜3号
先糸:フロロカーボン3号
パール玉のテンヤ(市販)
or
小型テンヤ(市販)・・・蛍光テープを巻く
江戸時代の版本『日本山海名産図絵』に『摂、泉、紀、播州に多し。中にも播州高砂を名産となす』とあるように、イイダコは昔から播州、つまり播磨灘が名産地として全国的に知られています。イイダコ専用のテンヤを使って、底をズリズリと引きずるだけのこの釣りは誰にでもでき、イイダコが乗ってくると重くなるだけで釣り味は決して良いとは言えませんが、食べておいしいイイダコはそれだけで人気があります。毎年早ければ9月中旬、遅くとも10月半ばからイイダコ釣りはスタートします。イイダコは年によって豊凶の差が大きい生き物で、釣行に出れば軽く3桁釣れる年があるかと思えば、たった10匹釣るのにも難渋する年もあります。イイダコの少ない年は『フグがわいてしまった』とか『今年は雨が多かったから・・・』などとよく言われますが、豊凶の本当の原因は未だ解明されていません。さてさて果たして今年度はどちらなのでしょう??
二見沖のイイダコの釣り場は江井ヶ島沖や本庄人工島などの比較的岸よりで潮の緩いところです。のり棚の周りを潮にのせて行ったり来たりしながら狙います。きれいな砂地より貝殻や小石などの障害物が多少なりとも多いところをイイダコは好むそうです。
イイダコ釣りの仕掛けは、基本的に道糸にテンヤを直結するだけのシンプルなものですが、テンヤに関してはマダコと同じく全国各地で色々な物が使用されています。また関東などではテンヤに豚の脂身やラッキョウなどを付けて釣ったりもします。参考までに述べておきますが、イイダコが豚やラッキョウが好物というわけでは当然ありません。ラッキョウなどがイイダコにとっては好物の二枚貝に見えるらしいです。水深は深くても10m程度なので、道糸はPE2〜3号で良いです。竿に関しては色々と言われているのですが、基本的に自分の好みに合わせて、ハリに掛けることを重視するのであればやや硬め、オモリの着底の感触やイイダコが乗った時の微妙な感じをキャッチするには細くて軟らかい方がつかみやすいです。乗り合い船などでは両手に竿を持ち、2本立てで交互に小突きます。浅場で絶えず竿を小突くことを考えると竿は1.2mから長くても2m程の長さが適当ではないかと思います。短いほうが疲れも少ないです。
テンヤについては大きく分けて二通りあるのですが、まず
パール玉のテンヤ
について説明します。先程『小突く』と表現しましたが、イイダコ釣りは『底釣り』です。テンヤが底に着いたらテンヤを底から離さないように、そして底でテンヤが横を向かないように立たせることが大事です。テンヤが横を向いてしまうと海底にある様々な障害物にハリが引っ掛かったり、テンヤが立っているときよりも目立たないのか乗りも悪くなります。テンヤを立たせるために5秒ごとぐらいにトントンとテンヤを底から10〜30a上げて小突きます。これが誘いにもなりまたイイダコがテンヤに乗ったときにすぐにわかります。イイダコは小さいくせに重さだけは十二分に満喫できます。グーンと重くなったら掛けバリに戻りがないので糸を絶対に緩めずに一定のスピードで巻き上げます。船の揺れなどで自分の体が揺れても竿の角度は絶対に下げないように!
次にパール玉のテンヤではなく、マダコ用のテンヤをそのまま小さくしたようなテンヤでの釣り方について説明します。テンヤが着底したら糸ふけを取り、テンヤが底から離れないように軽く小突きます。テンヤが常に底から立ち上がっている状態で時々竿先をゆっくりあおって誘うのも効果的です。
イイダコは潮の色や天候などでよく乗るテンヤとそうでないテンヤがはっきりしています。テンヤの種類は一つだけでなく上で紹介した二種類、また色も数色用意しておいた方が良いです。
イイダコは初秋の小ダコの頃は好奇心が旺盛なのか、誰にでも簡単に釣れます。冬を迎え水温が下がるにつれて深場に落ち、メスが抱卵し始める年明け頃になると極端に釣り難くなります。釣り難くはなりますが飯粒に似ている卵を持った抱卵イイダコ
(魚図鑑のページを参照)
の味はまさに最高です。釣ったイイダコは、塩もみしてヌメリを落とし、スミ袋と目を取った後に、煮付けやおでんの具、塩茹でして酢ミソで食べてもおいしいです♪
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