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大阪湾と播磨灘、プレジャーボートで海釣り堪能

ボートの学校船の操り方やロープワーク

船の操り方の基礎知識…釣り方は3タイプ


アンカーによる掛かり釣り パラシュート型アンカーによる流し釣り スパンカーによる流し釣り
船の装備 アンカー・ロープ パラシュート型アンカー スパンカーマスト・セイル
内容 アンカーリングにより船を固定して、一定のポイントで長い間釣りをすることが出来る方法です。 パラシュート(抵抗体)を投入して船の流れるスピードをコントロールして、広い範囲のポイントで釣りをすることが出来る方法です。 船首が風下に向かないようスパンカーで補い、潮流の方向に船を制御してポイントの範囲をすみずみまで釣りをすることが出来る方法です。
長所 ・船を固定することが出来るので、操船が必要ないため、釣ることに専念できます。
・長い間釣りをすることが出来るため、一定のポイントのすみずみを攻めることができ、さらに魚を集めることなども出来ます。
・投入して流し始めれば、エンジンを停止できるので釣りに専念でき、対象魚によってはエンジン音が伝わらないため効果的です。
・浅場、深場と場所を選ばず広い範囲を風に流されるスピードをおさえて釣りをすることができます。
・船首が風上に向くので船は安定し、揺れが防げます。
・ポイントの移動が簡単に出来るのでよく釣れるポイントを探しやすいです。
・投入した仕掛けを船に合わせることができるので、目的のポイントに確実に仕掛けを投入できます。
・船首が風上を向くので船は安定し、揺れが防げます。
・アンカー、パラシュートを利用した釣りに利用することにより、船を安定させます。
短所 ・深い(アンカーの届かない)場所では掛けられません。
・簡単に場所を移動することができません。
・根掛かりしてアンカーを失うことがあります。
・潮流が速い時には対象魚によっては釣りにならないこともあります。
・風がない時は(例外を除いて)使用できません。
・よく釣れるポイントに当たっても通り過ぎてしまい戻る時には引き揚げないと戻れません。
・投入してしまうと、流すコースの変更が出来ません。
・狭いポイントでは使用してもすぐに引き揚げることになってしまいます。
・船を操船しないと効果が得られないため、一人は釣りに専念できません。
・装備の仕方によっては効力に差が出てしまうため、装備に関して専門的な知識が必要です。
適用する船舶 全ての船舶に適用します。 全ての船舶に適用します。 一部の船舶には適用できません。


※ 海域の状況、対象魚など目的の違いに応じて釣り方が3タイプあるのですが、いずれの場合も船のタイプ、サイズ、性能、機能性などを十分に理解して、装備する物のサイズや形状を選ぶことが重要です。



船でのロープワーク

体験学習イメージ

船舶免許の講習でも必ずロープワークは習いますが、最初は
「覚えた!」と思っても、いざ船で結ぼうと思うと『???』となってしまうものでした。

右から左から、向こうから手前から、
どこからきたロープでもすぐに確実に結べるようにならないと、いざという時に役に立ちません。



プレジャーボートの故障と対策/安全航行のための知識



  • プレジャーボートの故障と対策
    プレジャーボートの海難事故原因のトップは「機関取扱い不良」です。
    “無事故、そしてちょっとしたエンジントラブルなら自分で修復!
    現象 原因
    スターターがまわらない 1:バッテリースイッチが入っていない
    2:バッテリー端子やケーブルのゆるみ
    3:バッテリーがあがっている
    4:メインヒューズが切れている
    エンジンが始動しない 1:燃料タンクが空である
    2:燃料バルブが締まっている
    3:燃料フィルタがつまっている
    4:燃料中に水やエアが混入している
    5:ストップノブが完全に戻っていない
    スロットル全開でも最高回転数に達しない 1:燃料フィルタがつまっている
    2ストップノブが完全に戻っていない
    3:船底に海草、カキ類が付着している
    4:燃料中に水やエアが混入している
    5:スロットルが全開になっていない
    6:プロペラの損傷
    7:プロペラのサイズ不適当
    8:排気口のつまり
    9:エンジンルームの温度が高い
    10:積荷が重過ぎる
    11:乗員、積荷のバランスが悪い
    12:ドライブの角度が悪い
    13:船底にビルジがたまっている
    エンジン回転が不安定である
    異常振動をおこす
    1:燃料中に水やエアが混入している
    2:アイドリング調整不良
    3:プロペラの損傷やシャフトの曲がり
    エンジンがオーバーヒートをおこす
    (航行中に警報ブザーが鳴りだした)
    1:海水吸入口がつまっている
    2:海水ポンプ・インペラの損傷
    3:サーモスタットの不良
    4:海水フィルタ、キングストンバルブにゴミがつまっている
    5:冷却水量(清水)が不足している
    6:キングストンバルブが全開でない

    EISのエンジンセミナーでは、実物のエンジン装置を使用して、参加者自身が実際にエンジン各部の開放等を行い、作動原理の確認や初歩的なトラブル発生時の処理等を学ぶことができました。免許取得の際の教科書による机上の勉強だけではわからなかったことが、体験によって身につけることができます。以下には私が実際にエンジンセミナー実習(JEIS近畿、大阪海技専門学校)で教えていただいた項目を羅列いたします。

    ・機関本体、附属品の名称と役目およびディーゼルエンジンの仕組み説明
    ・オイル検査とオイル交換要領
    ・フィルタ掃除、エレメント交換要領
    ・電気系統の点検と手入れ
    ・バッテリーの取扱い、充電要領
    ・燃料系統の点検と手入れ、プライミング要領
    ・燃料噴射弁の噴射テスト、燃料高圧管の交換要領
    ・操縦系統の点検と調整
    ・Vベルトの交換と調整
    ・冷却海水系統の開放掃除要領
    ・冷却清水の交換、補給要領
    ・インペラの点検、交換要領
    ・逆転減速機の点検、油質検査とオイル交換要領
    ・逆転減速機のオイルフィルタの掃除
    ・エンジン故障時の応急処置要領


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浜マリーナ…係留艇募集中

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