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大阪湾と播磨灘、プレジャーボートで海釣り堪能
GALAXYU
マダコ
明石沖
スーパーではもう買えません・・・
アジロ紹介
仕掛け紹介
道糸:ナイロン〜40号
オモリ:〜30号
・仕掛けごとに長さを変えておく・・・20m〜30m
・道糸の先(手元)にはタコ糸等を大型サルカンを介して結んでおく
・約10本の仕掛けの糸を船上の一箇所に縛っておく
『賢いタコより少しだけ頭が良ければ釣れる』と初めてタコ釣りをした時に言われましたが、タコは本当に賢い生き物ですね。以前テレビ番組で、タコが瓶の蓋を自分で開けてエサを取るという映像を見たことがあります。
釣れるかどうか最初は大変不安でしたが、たくさん釣れたということは、私はタコよりはかろうじて頭が良かったようです(^^♪
食用にされるタコの中でも一番味が良いとされているのがマダコ。タコ釣りを覚えてしまうと、スーパーで小さな小さなマダコが1パック500円で売られているのを見るとなんとも言えない優越感(*^。^*)
日本の沿岸の暖かい海に生息していますが、なかでも東京湾の江戸前ダコ、瀬戸内海の明石ダコが産地としては有名ですね。大きなものは体長が60cmを超え、重さも3kgに及ぶまでになりますが、実際に釣れるのはほとんどが2kgどまりではないでしょうか。もっともそれでも十分(魚屋で買おうものなら何千円もします・・・)ですが。
播磨灘周辺では、夏の間、梅雨の水を吸って大きくなるといわれているタコ釣りが大変盛んになります。
釣り番組(スカパーの753チャンネル、釣りビジョン)で以前紹介していましたが、タコ釣りは全国各地で本当に様々な釣り方・仕掛けがあるようです。
このページでまず紹介するのは、もともとこの地域で職漁師が昔からやっていた漁法で、一種のだまし釣りです。エサを付け替える必要がないので手返しが早く、タコが多い場所では入れ乗りになります。
以前に見た釣りの本には「マダコは一人3〜5杯の釣果を目標にしましょう」などと書いていました。それで構わない方には必要ない釣り方です。暇な釣りを楽しんでください。
一般的にはタコテンヤに、イシガニ・アジ・サバの切り身などをそのまま縛りつけて船を流しながら釣るのが普通です。我々もアタリが少ないような時にはこれらを使用したりしています。
先程も少し述べた一種のだまし釣法、東二見周辺では“エベッサン”と呼ばれているとかいないとか・・・
このエベッサンと言われるテンヤは、タコテンヤの魚を縛りつける部分に、赤・白・オレンジ・ピンクなどの布を巻いた俵形の擬似餌(?)を縛りつけます。この色と形にマダコがひかれて乗ってくるのです。
この釣法はもともと漁師の釣り故に基本は手釣りです。1艇から大体10本程の仕掛けを広く扇形に投げ込んで、それぞれの仕掛けを聞きながらタコが乗った仕掛けだけを上げて釣ります。厚かましい人は1艇で、しかも一人で20本近く投げ込んでいますが・・・
1艇で10本、一人5本でも入れ食いの時は休む間がありません。立ったまま釣るので、腰痛持ちの大男にはけっこうな重労働(~o~)
アタリがわからなければ、仕掛けを遠近投げ分けてタコが乗るのを待ち、1分に1回ぐらいは糸を手に取り交互にタコが乗っていないか確認をすると良いでしょう。
タコが乗っていないときは、すっと仕掛けが寄ってきますが、タコが乗っていると根掛かりしたように動きません。タコが乗っていると思ったら、
大きく合わせて
掛けバリを食い込ませ、あとは道糸を緩めないように取り込みます。掛けバリにはモドリがないので、途中で道糸を緩めると外れることがあります。
二見沖では小さいタコでも500c、大きなものは1`を超えるので手応えは十分です。ただ、大ダコを取り込むとき、船端に張り付かれると引きはがすのが大変なので、タコが船べりに当たらないように取り込む必要があります。
タコが乗らないような時は、時折仕掛けを30〜40a移動させながら手前へ、手前へ探り、いつまでも乗らないようならまた投げるポイントを変えて広く探るのがコツです。
流し釣りですが、船首からはシーアンカー、船尾からはチェーンを投入して船をゆっくり流します。
あとこの仕掛けで釣りをする時の注意点ですが、1艇で10本近い仕掛けを投げ入れるので、1つ1つの仕掛けの道糸が船上で絡まないように注意が必要です。投入する際には道糸が絡まっていないか、足で踏んでいないかを必ず確認しないといけません。もし足で道糸を踏んでいる状態で放ると、テンヤが戻ってきて怪我をします。また投入はハリを必ず自分の反対側に向けて、スナップをきかせて投げ込みます。(これが意外とかなり難しいです!!)
余談ですが、昨年タコ釣りをしている際、すぐ近くで同じくタコ釣りをしていた他船の釣り人が、仕掛けの投入に失敗してハリが自分の体に刺さってなかなか抜けずに苦しんでいました。我々は仕掛けのハリにモドリがないものを使用していますが、たぶんモドリが付いているものを使用してたのではないでしょうか?モドリが付いていたらそう簡単には抜けないでしょう・・・(しかも揺れる船上)。うめき声がずっと聞こえて、聞いているだけで辛かったです(>_<)先程も述べましたが投入の際は注意を怠らないようにしなければいけませんね。
2004年度はこの釣り方で最高1日一艇(二人)で80杯程上げました(^_-)-☆
タコの絞め方は、ドライバーなどで頭の部分を下からほじくります。
料理が楽しみなタコですが、まずは塩でよくもむことが大切です。これでヌメリや汚れが取れ、身もやわらかくなります。もんだあとは水で何度もすすいできれいにし、刺身にするなら足を切り取り、皮に包丁をたてに入れころがすようにして皮をむいてから。茹でる場合は大きめの鍋に丸ごと足のほうからゆっくり入れる。柔らかく煮たり、天ぷらやから揚げにするのもおすすめです。
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