アルベガス

実機について 1984年にセガから登場。
業務用レーザーディスクを使用した、疑似3Dシューティングゲームである。
アストロンベルト」「スターブレイザー」と同じく、「SEGA Video Disc Game System」の一つである。
テレビ東京系列にて放送されていた巨大ロボットアニメ「光速電神アルベガス」(1983年3月30日〜1984年2月8日)をベースとしている。

コクピット型の筐体には4方向レバーと2つのボタンが付属している。
「エクスパンド画面」と称する画像表示法を採用しており、横2画面分の映像を用意したうえで、
プレイヤーが任意でレバーを倒した方向に、常に1画面分の領域の映像を表示する。
このシステムによって、他のレーザーディスクゲームよりも自由度の高いゲームが楽しめる。
画面に表示される指示に従って瞬間的に判断して素早く入力し、移動するシーンでは指示された方向にレバーを倒し、
敵を攻撃するシーンではボタンを押す。ステージ中ではレバーを倒すとストーリーが分岐する場所もある。
アルベガスの携行武器のレーザービームで、地球侵略を目論む宇宙人「デリンジャー」を攻撃する。
原作アニメと同様に、αロボ・βロボ・γロボの3機合体(ディメンション)をゲームに再現しており、
水中・地上・空中などの場面に応じてボタンで決定し、正解ならば3機合体に成功し特殊武器が使用できる。
特殊武器の一つ「タイムコントロール」は、画面の動きが遅くなる「スロー」と、画面が急速に進行する「ワープ」に
割り当てられたボタンを押すと、状況に応じて敵との戦いを有利に進める事が出来る。
他社のレーザーディスクゲームと同じく、入力判定が正解ならば次のシーンに移行するが、
入力が不正解か時間切れになると、敵の攻撃を受けてアルベガスが破壊される。
残機を全て失うか、最終目標の敵司令部を破壊するとゲームオーバーとなる。


別館入り口に戻る