ビリーボウル

実機について 1999年、太平技研工業から登場。
ビリヤードとボウリングを組み合わせたアーケードゲームである。

筐体はビリヤード台をベースとしており、筐体後部は小型のゲーム画面とゲームのルールが表示されている。
その開口部の奥にはボウリングのピンに相当するボールが8個並ぶ。
プレイフィールド上は一般的なビリヤード台と同じく緑色のラシャが敷かれているが、
その両側にはボウリングのレーンと同様にガター(溝)が設けられている。
筐体に付属するキューで手玉を突き、開口部に並ぶ8個のボールを筐体奥へ落とす。
料金設定は3フレームプレイと10フレームプレイの2種類があり、所定の料金を投入して選択する。
3人まで参加可能。

1フレームにつき2回の打突が認められるなど、ルールはボウリングに準ずるが、落とすボールの数がボウリングと異なる。
即ち、ストライクは一回目の打突で手玉を含めて9個、スペアの場合は1回目の打突で残った手玉も含めて
10個落とさなければ成立しない。
2回目の打突で手玉も的玉も落ちなかった場合は、自動的にフィールドが傾いてボールを落とし、
速やかに次フレームのボールが配置される。
ゲーム終了後、スコアが印刷された紙が筐体から排出される。

【関連項目】

  • ビリボー(2005年)…日本のメーカー「シーディック」から登場した、ビリヤードとボウリングを組み合わせたアーケードゲーム。
    「ビリーボウル」はビリヤードがベースであるが、こちらは実際のボウリングレーンのミニチュアである。
  • プロボウラー(1972年)…セガから登場した、ピンボールをベースとしたボウリングゲーム。

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