DanceDanceRevolution Classroom Edition

実機について 2012年登場。「BEMANI」シリーズではない。
アメリカでも社会問題となっている、青少年の「メタボリックシンドローム」を解消するべく、
欧米でも著名なゲームである「DanceDanceRevolution」をベースとした、フィットネスシステムである。
その名の通り、学校施設への導入を前提とした内容になっている。
アメリカの教育団体「CAHPERD(California Association for Health,Physical Education,Recreation & Dance)」の
イベントで公開された。

類似のフィットネスシステムである「グルーヴモーションDDR」と全く異なり、専用フットコントローラーを足で踏んでプレイする。
(「グルーヴモーションDDR」のマットには、入力機能は無い)
専用コントローラーは家庭用DDRコントローラーとほぼ同様だが、個人データを登録したICチップ内蔵のカードを差し込んで使用する。
無線式になっており、使用後に専用ラックに収納して充電する。
制御用パソコンにはキーボードとアンテナが付いており、フィットネスプログラムの設定・スコアの管理、
各フットコントローラーからのプレイ内容を受信して、進行状況を画面に逐一表示する。
基本的に複数のチームに分かれてプレイし、プログラム終了後に集計されて勝敗を競う形となる。
また、家庭用DDRをプレイした事が無い子供でも同時に参加出来るように、難易度の異なる譜面が3種類表示される。
最大48人同時プレイが可能。

【関連項目】


【参考資料】

ITmedia・ねとらぼ「48人同時プレイ可能! 教育イベントに出展された「DDR Classroom Edition」が圧巻」
(http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1203/02/news028.html)

戯言

グルーヴモーションDDR」の解説記事でも書いているように、DDRによるフィットネス効果は以前から注目されており、
この様な学校向けのフィットネスシステムが登場するのも、ある意味必然だったのかもしれませんねぇ。
特に住宅の立地条件の良い欧米では、日本国内で続編の販売が停滞していた時も、家庭用がコンスタントにリリースされていた程でした。
一応、日本でもDDRコントローラーを使用する、プレイステーション2向けのフィットネスソフトとして、
コナミから「エアロビクスレボリューション(2003年)」「ダイエットチャンネル(2004年)」などが発売されていましたが、
住宅密集地が多く、プレイ中の騒音や振動等に配慮しなければならない事情もあって、残念ながら普及したとは言えないでしょう。
日本でも中学校の授業にダンスが必須化されましたが、苦手な子にヒップホップとか無理矢理やらせるよりは、
このフィットネスシステムを導入して、クラスの皆で楽しみながらDDRやってる方が、健康に良いと思うんですけどねぇ…


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