エンフォース

実機について

西暦2885年。
遺伝子工学によって生み出された新人類"ネオヒューマン"は人類に対して独立を宣言した。
居留地イオナを聖地としたネオヒューマンの軍事力の前に人類は劣勢を強いられていたが、
人類側の戦士キーファー少尉は対侵略機械"A・I・M"に搭乗して、
ネオヒューマンに対し孤独な戦いを開始した。


1989年、タイトーから登場した擬似3D式シューティングゲームである。
同社のレースゲーム「コンチネンタルサーカス」と同じく、筐体に液晶シャッター式3Dゴーグルが備えられており、
装着すると迫力ある立体映像を体感しながらゲームを楽しむことが出来る。
メイン画面はロボットの操縦席の視点になっており、画面の左右に自機の主砲が表示されている。
画面下左にはレーザー砲に使用するエネルギーメーター、画面下右には自機のシールド残数と現在のスコア、
中央のレーダー風のモニターには、制限時間や敵要塞などの弱点が表示される。
専用の入力装置は操縦桿タイプで、上下左右に傾けると画面に表示された照準が動く。
自機の移動は各ゾーンの終端などの特定の場所を除き、常に自動で前方に進行する。
操縦桿にはボタンが付いており、右側のボタンを押すとガトリング砲を発射する。押したままで4連射が可能。
左側のボタンはレーザー砲でガトリング砲の4倍の威力があるが、エネルギーメーターを大幅に消費する。
他のガンシューティングゲームと同様に、敵の攻撃は自機の攻撃で相殺可能である。

進行中に赤く点滅している敵や、カプセルに入った人質を連れ去る敵を破壊すると6種類のアイテムが現れる。
アイテムは一定間隔で内容が変わり、自機の攻撃を当てると以下の効果が得られる。
【L】…約15秒間、レーザーが撃ち放題になる。
【S】…自機のシールドが数個回復する。
【M】…レーザーボタンを押すと10発分、強力なミサイルが発射出来る。
【B】…シールドとは別に、耐久力5回分のバリアを張る。
【T】…約15秒間、自機の移動速度が上がる。
【?】…以上の5つの効果の内1つの効果が現れる。

初期状態での自機のシールドは10個あり、敵の攻撃を受ける毎に1つ減少する。
シールドが全て無くなった状態で被弾すると自機は破壊されゲームオーバーとなる。
各ゾーンの終端付近には敵の特殊兵器が待ち構えており、これを破壊して暫く進むと敵要塞が出現する。
敵要塞を破壊すると自機のシールドが数個回復し、次ゾーンに進行する。全7ゾーン構成。


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